みう と 青

みうと青の共同ブログ。
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帰国・タイ乗り継ぎの悲劇/スラウェシ島@インドネシア⑪

2020年01月20日 22時08分00秒 | スラウェシ島@インドネシア 2019年9月
旅の全体図はコチラ

9月22日(日) 旅10日目・即ち最終日

・マナドから国内線でジャカルタへ
・ジャカルタで出国→タイのドンムアンへ
・ドンムアン空港でタイ入国拒否
・ドンムアン空港から成田へ(帰国は9月23日)



もともと押さえていた帰国のチケットは以下の通りです。

14:50マナド発→17:10ジャカルタ着
19:30ジャカルタ発→22:55タイのドンムアン着
0:50 ドンムアン発→9:10 成田着

少しタイトですが、無駄のない乗り継ぎ。
午後発なので最終日もマナドを少し散策できる!
とホクホクしておりましたが、なんやかんやで便変更orz

6:15マナド発→8:25ジャカルタ着
13:30ジャカルタ発→17:15タイのドンムアン着
0:50 ドンムアン発→9:10 成田着

日本出国してからの便変更連絡とかマジ勘弁orz
宿のフリーwi-fiで色々確認したりするの、ほんとストレスです。

てか、朝早!
バスかバイタクで空港に行く予定でしたが、大人しく宿で送迎をお願いしました。
ジャカルタの乗り継ぎは5時間あるけど、交通渋滞などで悪名高いジャカルタ&バックパック背負ったまま!?となると、ちょっと街歩きには出にくい。
しかし、タイでちょこっと入国して、ちょこっと観光することを楽しみにすればいいさ~と思い直して、納得することに。

4:00、宿のオーナーであるヨハンさんの運転で空港を目指します。
中国由来の方のようで、道中は中国の歌謡曲(ちょっと昔の)とかで盛り上がり、谷村新司の昴が好きってことが判明。こういうのはちょっと嬉しい。

マナドの空港、色々とおかしな気合が入ってます。

メガネザルがいます。


フォトスポット?


マネキン怖い




飛行機はオンタイムで離陸・着陸。
これからジャカルタ空港で5時間つぶします。

この頃はボルネオ島で森林火災があり、ジャカルタやマレーシアでもその影響で強烈にガスってました。
その事を知ったのは帰国後に新聞を読んでから。
旅中は「(排気ガスによる)大気汚染ヤバイなぁ」って思ってました。






空港の建物から出て、鉄道?地下鉄?への乗り継ぎの階段やらエスカレーターがあるあたりの食堂で最後の朝餐。
喫煙OKのお店が多い中、分煙のお店を見つけたので迷わずチョイス。
これまでたまたま未体験だった指差し注文OKのお惣菜が並んでる系の食堂だったのが嬉しい。

味はなかなか。ちゃんと野菜食べられたのも嬉しい。

ジャカルタ空港はちょいちょいアートぽいものもあったりして面白かったです。

空港建屋に入るためには荷物チェック

上のくまちゃんがカワイイ

空港内のモノレール
降りる人が先!

そこの消火器

この手の顔出しが沢山

ここは日本か?という店揃え


大事な部分が分からないorz


ターミナルとか分からなかったので、空港スタッフさんに聞いて移動。
出国前は意外とソファも少ないので、Wi-fiそこそこのソファに陣取り動かない。

さて、そろそろチェックインせねば~ってことでカウンターに行くと、「このターミナルじゃない」と言われる。
空港のスタッフに聞いたのに!?
新たに聞きなおし、さっき乗ったモノレールで移動。
からの、再び「ここじゃない」と言われ、さらに移動。
なんなん?

乗り継ぎめっちゃ余裕あったのに、最終的にバッタバタで、その上結局1時間のディレイでタイ行きに搭乗となりました。

7時間半の乗り継ぎで、5時間弱の観光計画を立てていたので少し焦りますが、余裕を持ったプラン(トレインマーケットに行って、時間が余れば夕食やマッサージも空港外で、ダメならとりあえずチェックイン)だったので、まあ大丈夫だろう。
と思い、ドンムアンに到着。

そして入国審査で言われる。
「お前を通すわけにはいかん」

脅してもすかしても泣いてもダメなものはダメ。
航空会社の乗り継ぎカウンターで一旦搭乗券破棄してもらってもダメ。
ダメなものはダメ。
なぜなのか!?

通しでチケット取ってる人は、入国させません。以上。

とのことです。
乗り継ぎ時間が3時間未満の場合のみNG
とかでもなく、とにかくダメ。

一つの予約番号でチケット押さえてる人は、入国させません。以上。

超絶に意味不明で、誰得?なこのルール。
乗り継ぎで入国したければ、タイまでのチケットと、タイからのチケットは別々に取るしかないとのこと。
ただ、その場合、タイまでの便に変更とかあって乗り継ぎに支障出た時とか、全部自分で何とかしなくちゃならなくなるのかも?と思うと恐ろしい。というか面倒くさい。
でも、そういうシステム。

1時間のディレイで焦り、小一時間モメて入国拒否。
疲れてるとこういうのしんどい。

とりあえず諦めて空港内で楽しむ!
と心を入れ替えたものの、ここはドンムアン。
スワンナプームならウィンドウショッピングや空港散策だけでも、かなり時間がつぶせそうですが、ここはドンムアン。
自由に見て回れるのはたったの1フロア。
そのエリアも狭い。

軽く散歩してみるも、あっと言う間に終了。
マッサージで1時間つぶし、つづいてタイ料理を食す。
シンハとトムヤムクンを注文し、ビールを飲みつつ、トムヤムクンを待つ。


ふと見ると斜向かいの白人もシンハを飲んでおる。
そして同時にトムヤムクンが届いた。
目が合ったのでニコッ!
ここで会話が始まるのが旅の醍醐味っちゃあ醍醐味である。
タイの空港ってことで、周りに日本人も数名いて、英語頑張るのが少し恥ずかしかったけど、その恥ずかしさを振り切ってカンバセーション。

サンフランシスコから来たフランシスコ君は、インドに向かう途中。
自分と同じ理由で空港に缶詰にされていることが判明。
しかも9時間も!ウソでしょ!?
マッサージ、散歩、そしてタイ料理。
過ごし方もそっくりw
どこ行ってきたの?どこ行くの?これまでどんな国行った?どこがよかった?それは何故に?
と、旅好きなら延々と話せるw
彼の搭乗時刻間際まで話し込み、お互いに時間をつぶせたことに感謝しつつバイバイ。良き出会いであった。

ドンムアン発の便はトラブルも遅延もなく日本へ飛び立ち、無事帰国と相成りました。



総括
スラウェシ島、最高!
本当に良い旅だった!

まず、お腹を壊すこともなく、ワイルドなトイレも汚いってことはなく、水が豊富なのかシャワーも水量たっぷり。要するに、最低限の生活・衛生環境は難なく維持できたことで、無駄なストレスが少なかった。

そして、山から海、ちょっと都会からド田舎、高原や海辺の涼しさから灼熱の街まで、いろんな環境や状況を体感できたのも面白かった。

なにより人がいい!
結局コレに限ります。
明るくて、元気で、ときどきシャイで、でも基本的に人懐こくて、うんと逞しいスラウェシの人たちから、本当に沢山のエネルギーと笑顔とハッピーをもらいました。

いつもこんな素敵な旅ができたらいいな~って思えるような、辛い時もこの旅を思い出したら、もう一踏ん張りできそうな、キラ星のごとくかがやく旅となりました。

スラウェシ島の皆さま、
この旅に関わってくれた皆さま、
ホントにホントにありがとう!

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