みう と 青

みうと青の共同ブログ。
知ってる人には言えないけど、知らない誰かの通り過ぎる場所で呟きたい独り言があるのです。

スリランカ2日目・前半 キャンディ→ピンナワラ

2018年04月28日 13時00分38秒 | スリランカ 2018年GW
4/28(木)旅2日目 前半
 
旅の全体図はコチラ
 
行った場所・やったこと
・仏歯寺で早朝のプージャを見学
・ピンナワラの象の孤児院訪問
 


 
まず「プージャ」とは。
ざっくりいうとご開帳的な感じです。
 
スリランカはキャンディの仏歯寺に、その名の通りのブッダの歯が保管されてるそうで(ほんまかいな)、1日に3回だけ、その歯が入っている箱を見られる時間があります。
見られるのは歯じゃなくて、歯が入ってる「箱」です。
 
で、この箱を見られる「プージャ」の時間なのですが、
どうやらしばしば時間が変わるっぽいです。
現地の人でもちゃんとした時間を把握してなかったりします。
 
当時最新の歩き方では、早朝は5:30からとなっていました。
でも、念のため宿の人に聞くと
「早朝のプージャは6:30から」
と言われてちょっと不安になり、街で会った二人組にも確認してみました。
 
「夕方と早朝、どっちのプージャがオススメ?」と聞くと、
二人とも「早朝」とのこと。
重ねて時間を尋ねると
「5:30だよ」
「いや、今は6:30だろ」
「あ、そっか!」
とのこと。
 
現地の人でも間違えるので、プージャのタイミングに合わせて参拝したい人は、是非とも現地でWチェックすることをオススメします。

でも、6:05くらいに行ったら、すでに結構人はいました。
 
 
~早朝プージャの色々について~
 
●仏歯寺の旅行者用チケット売り場が分かりにくい!



正面ゲートから見て左側に屋内への入り口があり、そこを目指す現地の人の流れに乗ると罠。
観光客用のチケットは逆サイド、寺院の右側の壁の影にあります。(そこまで行かないと見えない)1500ルピーかな。
「早朝は無料」という情報も過去旅人ブログで見ていましたが、チケットなしで入ると、結構進んだところにチケットチェックがあり「買ってきてね~」って戻されます。
てか、戻されましたよ、自分がorz
 
●靴の預け場所もローカルと観光客で分かれてます。靴預けは無料だった気がする。
 
●仏歯寺の仏歯手前には赤ちゃん用お参りゾーンあり。かわいい。

 
●中2階の経典ルーム内は完全撮影禁止
(1日3回のプージャで、毎回開くわけじゃないという説もありましたが未確認)
 
●せっかく開いてたヒンドゥールームに入り損ねました。
(プージャタイムが終わると閉まっちゃうので、時間配分は計画的に!)

 
●象牙の部屋(って勝手に呼んでる)の奥に回りこむと、コロニアルなお寺エリアがあります。こちらは時間制限なしで、いつでも入れる模様。
 




 
この早朝プージャで一人旅の日本人男性J氏に遭遇。
朝食をともにする。
 
ローカルな感じのお店が大丈夫な人だったので、その辺の食堂で。
インディ・アーッパとジュースで550ルピー。


 
素麺のように細くて、ソフト麺のようにムニムニした麺を、平たくまとめたものが4玉と、各種カレーがセットになっているインディ・アーッパ。
麺はほぐすというより一口大にちぎって、カレーにつけて食べる。
またはカレーまみれにした麺をちぎって食べる。
現地の人は先に混ぜてる人が多かった気がする。
なお麺2玉でお腹いっぱい。シェアすればよかった・・・。
 
食べがてら、自分がこの後、象の孤児院とダンブッラとシーギリヤ経由して、東側のトリンコマリーまで向かう話をしたら、
J氏が「この旅はノープラン。どこも気になる。海が好き。ついていきたい」とのことで、旅は道連れ、世は情け。
 
一度解散して荷物をまとめたら、キャンディの時計塔(ほぼ全ての町にあるんじゃないかってくらい、時計塔はよく見かけた)にてJ氏と合流。
まずは象さんに会いに行きます。

 
キャーガッラ行きのローカルバスにてカランデゥパーナを目指す。
バスターミナル行って「カランデゥパーナ」「ピンナワラ」とか叫んでれば、誰かがなんとかしてくれます。
 
9:20頃 キャンディ発 → 10:20頃 カランデゥパーナ着/60ルピー
 
カランデゥパーナで降りたら、ピンナワラまではスリーウィーラー利用。
バスもあるらしいけど本数は少なめ。せっかく割り勘できるので、ここはプチ贅沢。
 
ドライバーに「ピンナワラ・エレファント」と伝えると即「OK」とのこと。
値段は400ルピーって言ってる。
事前調べより随分安くて、このスリーウィーラーに即決でGO!

 あっという間に「ついたよ~」
到着した場所は、なんか思ってたのと雰囲気違う。
広大な川があって、そこで象さんが水浴びしてるはずなんだけど、すごくこじんまりとした印象。
けど、林の奥に写真で見たような広い川があるのかも知れない。
 
入場料も下調べよりかなり安い。
象さんを洗ったり、象さんに乗ったり、象さんに乗ったまま鼻水交じりの水をぶっかけてもらったり、何をするかで料金は変わるみたいだけど、自分は象さんの水浴びを見られればいいので、最安値のシンプルコース・1000ルピーで入園。
 
入ってすぐのところに、林に囲まれた水溜りで水浴びをする象さん発見。
「ガイドブックに載ってる広々したところで沢山の象さんが水浴びしてるのもいいけど、こういうのもステキ」と写真を撮る。




 
「でも、やっぱ沢山の象さん見たい!どこだよ?」ってキョロキョロしてたら、ぬかるみに足を滑らせ尻餅をつき、ドロッドロ。
 
やむを得ず、上はタンクトップ一枚になり、ブラウスを腰に巻いて、スカートを脱いで、その辺の小さな流しで懸命に洗います。
そして洗いながら思いました。
「ここ、孤児院となんか違う。絶対違う!」
 
今一度スタッフさんを捕まえて聞いてみると、やっぱり違ったorz
 
どうやらランデーニヤのミレニアム・エレファント・ファンデーションに連れてこられてたらしい。
http://millenniumelephantfoundation.com/
 
孤児院より近いから交通費が安いのも当たりまえ。
施設が違うから値段が違うのも当たりまえ。
ピンナワラに複数の象関連施設があるなんて想像もしてなかったので「ピンナワラ・エレファント」しか言わなかった自分が悪いorz
でも、なぜ券を買う前に聞かなかったのか・・・。
スリーウィーラーの運転手さんを信じすぎた。
いや、人のせいにしてはいけない。
「ピンナワラ・エレファント」しか言わなかった自分が悪いんだ。
でもさ、ここそもそもピンナワラじゃないよね?
ランデーニヤだよね?
ちぇ。
 
んで、違うと気づいたからには長居は無用。というか不可能!
せっかくお金払ったし、のんびりしたい気持ちもあるけど、孤児院での象の水浴びタイムには時間割があるのだ!
モタモタしてたら見逃しちゃうので、1000ルピーも払ったけど、1000ルピーも払ったんだけど、スカートどろんこにしただけで、そそくさと退散。
 
施設を出ると、さっきのスリーウィーラーがまだいた。
「ここじゃないよ~。ピンナワラの象の孤児院だよ~」
「え~!ピンナワラだったの!」
「(声に出さずに)分かってないならOKOK言うなよぉ」
 
結局ここからピンナワラの象の孤児院まではスリーで600ルピー。
カランデゥパーナから直(約7キロ)なら、もっと交渉できたと思うけど、時間ももったいないし、割り勘できるので600で妥決。
 
んで、11:15頃ピンナワラについた~!
人類が初めて木星についたくらいのテンションでついた~~!!
 

~象の孤児院とピンナワラの周辺について~
 
●ピンナワラ近辺に行けば、施設とか行かなくても路上で象に会える。(野生にあらず)



●バスが安過ぎるのか、日本の動物園とかが安過ぎるのか、あらゆる施設の入場料がめっちゃ高く感じる。
※象の孤児院:2500ルピー(追加料金でオプション付けられるらしい。未確認)
※ 間違えて入った象センター:1000ルピー(象を洗ったり、背中に乗って水かけられたり、オプションにより値段は上がる)

●どちらの象センターも荷物預かりは無料。ピンナワラの方は人の出入りも多いので、鍵がないと少し不安な状況かも。複数の荷物をワイヤーでつなぐとか、工夫すると安心増。

●ピンナワラの孤児院で育った象は、もう自然には還れないらしい(人間とズブズブゆえ)。
なので、孤児院といいつつ大人の象もウヨウヨ。

●川で水浴びする象さんはもちろんカワイイけど、2時間ずっと見てるのもアレかも?





●センターから川に移動するとき、川からセンターに戻るときは、象さんと最接近のチャンス!
象さんの通り道にいると係りの人に「危ないからどけ」と言われてしまいますが、道沿いの階段の上とかだと「どけ」と言われないし、象さんと目線の高さも近くなって楽しい!





●孤児院の周辺はお土産屋さんやお食事どころもあります。
 



こちらは孤児院のチケットの裏側。
一日のスケジュールが書かれてます。

 
12:00までの子象(?)の水浴びを鑑賞後は、クルネーガラ経由でダンブッラを目指します。
もっと効率のいい行き方があるかもですが、クルネーガラのバスターミナルを見たかったので、クルネーガラに寄るのです!
 
てか、めっちゃ長くなってきたので、旅2日目の前半までで〆ます。
 

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