みう と 青

みうと青の共同ブログ。
知ってる人には言えないけど、知らない誰かの通り過ぎる場所で呟きたい独り言があるのです。

イスラエル9日目前半 ハイファ観光→テル・アビブへの移動

2019年01月04日 14時00分16秒 | イスラエル・パレスチナ 2018年末~2019年始

旅の全体図はコチラ

1月4日(金)

・ハイファ散歩
・鉄道で移動
・テル・アビブ&ヤッフォ観光


昨夜、21時過ぎにハイファに到着し、1時間半ほど夜のお散歩に出ました。
ハイファは「町並みがキレイ」「夜景がキレイ」ってことで有名なのですが、クリスマス&新年の直後だったので、夜景マシマシでした。
だいたいクリスマスのあと2週間くらいはマシマシモードとのことです。








ハイファにはピースシティという俗称?があるらしいのだけど、理由は色んな宗教の人が集まって仲良く暮らしているからってことらしい。
この交差点のキリスト教、ユダヤ教、イスラム教のシンボルがまとめて飾られてるのとかは、かなり衝撃的だった。
みんなこうならいいのにな~。




帰りにシュワルマ・ピタを買って、部屋でシャワーを浴びたあとにのんびりいただきます。





翌朝は7:00過ぎには出発!
とりあえずRishponという市バス(緑色の車体)の停留所へ。



7:05頃に115番バスに乗って、7:12頃にTchernichovskyで降りる。
このバスで一気に山の上の方に行く感じです。
あとはダラダラと歩きながらステラ・マリス修道院へ。

壁の向こうは修道院?けっこう歩く。


道中、早朝にも関わらず小さなお店が空いていたので、のど飴と水を購入。

7:20頃には到着。軽く周りを散策。
隕石落下的な日の出。






7:25頃に入場。無料。
この時間だと朝のお掃除の途中。
本気でお祈りしている信者の方もいました。

壁画がステキ。






マリア像もステキ。


洞窟部分も健在。



7:40頃に離脱し、お次はエリヤの洞窟を目指します。
ロープウェイもありましたが、遊歩道があるそうなので歩いて行きます。
割と草むらがすごいので、短パンとかだと微妙かも?

ロープウェイ、カワイイ。


不思議な植物。





目の前の海は良い波でサーファーやSAPしてる人も。




途中の教会?(右の白いの)


その中。


他にも空き家っぽいものが1軒ありました。

遊歩道?


遊歩道?


遊歩道?


階段までくれば、もうすぐです。


写真を撮ったり景色を眺めたり、「ホントにこの道でいいの?」と不安になったりしつつ、30分ほどかけてエリヤの洞窟に到着。
サッサと歩けば15分くらいでつくと思います。





エリヤの洞窟も嘘かホントか分かりませんが、紀元前から存在しているそう。
中のお祈りスペースは相変わらず男女別ですが、入り口からは両方丸見えです。




ここでも小さい紙に願い事を書いてお祈りするシステムでした。


猫がおりますよ。
下の布は何だろう?





船の博物館的なところを通りすぎてメインストリートへ出たらメトロニットに乗って、バハーイー庭園へ。







こちらは10分に1本くらいの割合でやってきます。
バハーイーの目の前には着かないので、運転手さんや周辺のお客さんに「バハーイーね!」って声かけておいたら、最寄の停留所で3人くらいが教えてくれましたw
だいたい7分くらいで着きました。

停留所からバハーイーまでは1本道って感じです。
同じところで降りたおばあちゃんが途中まで教えてくれて、昨夜見た道まできたところでバイバイ。



バハーイーガーデンには3つの出入り口があります。
すべてボディチェックあり。

一番下はちょろっとお庭をのぞく程度。(9:00OPEN)


真ん中はバーブ廟へのアクセス。


いずれの入り口から入っても、庭園をお散歩することはできません。

庭園を歩きたければ、無料のツアーに参加するしかありません。
そしてツアーのスタートは庭園の一番上の入り口です。
しかし、下界からそこまで真っ直ぐに登れる階段などがなく(それは庭園の中だけ)、結局ウネウネと周辺の坂道を登るしかありません。

歩くのがイヤでバスに乗りました。
「バハーイー!」って言って乗りました。
「ここで降りろ」って言われて、「なんか違う。おかしい」って思ったけど、信じて降りる→違ったorz

バハーイーの頂上まで行きたいのに、中腹のゲートだった。バカ!
けっきょく半分は歩いて登る羽目に・・・

ちなみに市バスの値段は距離とか関係なく一律料金です。
で、2回以上乗るならラブカブカードがお得です。
(しばらくラブラブカードだと思ってた)

んで、頂上のゲートはめっちゃ分かりにくいです。
「ここら辺だよね?」ってウロウロしている人が多数います。
自分は紙地図だったので、人に聞いたり、最後は勘で辿り着きました。
バス通りから1本海寄りの道に入ります。
上のゲートは思いのほか小さいので、下のゲートみたいな規模を想像していると辿り着けないと思います。
紙地図派の方におかれましては、Googleマップなどでサクッと予習して行かれることをオススメします。

ツアーは時間帯によって言語が選べますが、日本語はモチロンなし。
自分は10:00からの英語ツアーに参加しましたがチンプンカンプンでした。
ガイドさんにもよるかもしれませんが、団体からちょっと離れすぎ!ってことで怒られてる方もいました。
歩ける場所も決まっており、説明に飽きても勝手に先に進むことも出来ません。
写真好きな人は三脚OKか要確認かもしれません。
あと、ツアーはバーブ廟手前で解散なので、一番下のゲートまでは歩けません。

ということで、説明を聞き取れない身としては少し残念要素もあるツアーでしたが、お庭自体はとてもステキですし、港を臨む景色も素晴らしいです。




(いちを冬なのでお花少なめ)





バハーイー教の家族関係とかはサッパリでしたが、とりあえず庭に置いてあるものには宗教的な意味はないらしく、綺麗だな~ステキだな~って思ったものを集めてるだけらしいとか、バハーイー教がイスラム教から派生したんだけど、絶対平和、男女平等、偏見打破、格差撲滅とかを教義にしてるらしく、めっちゃいい教えじゃん!って思ったけど、そのせいでイスラム教から破門されたらしいとかは、なかなか面白かったです。
なおバハーイー教はほかの宗教を否定しないスタンスらしい。そーゆーのもいいわぁ。(聞き間違えの可能性大!)

ハイファには多分バハーイー教信者よりもジューイッシュ、クリスチャン、ムスリムの方が多いんじゃないかと思うのですが、この町がピースシティーなことの理由のひとつには、そんなバハーイー教の廟がドーンと鎮座してることもあるのかな~なんて思いました。



あと、写真NGでしたがバーブ廟の内部がけっこう好きでした。
ものすごく細かい彫刻がある!とかじゃないんですけど、シンプルな内装で、床にバラの花びらが撒いてあって、室内が新鮮なバラの香りで満ちていて、すごく穏やかな気持ちになれる空間でした。


45分のツアー+バーブ廟の見学を終えたら、ハイファを離脱。
本当はもっと街歩きしたかったのですが、友人サハー(ゴラン高原を案内してくれた)とテルアビブで待ち合わせなのです。

Google調べではハイファ→テルアビブの電車が1時間に1本くらいしかなさそうだったので、時間にかなり余裕をもって行動!
庭園の中段のゲートから外に出て、バスどおりに出てタクシーを拾います。
とりあえず宿までの値段交渉をしたあと、駅まで追加したらいくら?と、再交渉。
それなのに値段失念。
ただ、安くはなかったけど、高くもなかったし、バトガリム駅(Bat Galim)がハイファの街中から少し離れているし、宿までバス乗って、宿から駅までまたバスに乗るより楽だし、明日帰るのでまぁいいかなとw

そしてタクシーの運転手さんがめっちゃ熱い人だった。
ハイファについて色々教えてくれたり(名前が3つある!ハイファ、グリーンシティ(緑多いから)、ピースシティ(いろんな宗教の人が集まって仲良く暮らしてるから))とか、中東戦争に行ってたとか、「日本と日本人が大好きだ」とか(日本人はハイアイキューって言われて最初分からなかったw)、「2度の原爆から立ち直る強さと賢さマジすごい!テレビで見て泣いちゃったよ」とか、運転中すぐ両手離して熱く語るし、駅に着いてからも数分熱く語ってくれて中々車を降りれないw
でも、めっちゃ面白かったし、結局乗りたい電車の小一時間前には駅についたので気にしない。


電車は事前の調べでは11:07、12:07、13:07などがあるらしく、自分は12:07に乗るつもりだったのだけど、駅に行ったら11:33の電車で行けるとのこと。
お値段も32NISだと思ってたけど、27.5NISだった。
到着ももちろん12:07発より早い。なので当然乗る。

券売機


駅の通路にピアノ






普通の電車だけど、車内はとてもキレイ。
大きな荷物は背中合わせのシートの隙間に置くのが一般的。



2席くらい離れたところに置いて、ちょっと緊張。


電車内にはフリーWifiがあり、友人サハーに「30分早く到着する」って連絡も出来たし、ちゃんと「OK」の返事も受信できた。



向かいの席のおばちゃんが日本に来たことがあるそうで、ちょっと会話が弾んだのも嬉しかった。
イスラエリー=旅好きってのは本当なんだなってシミジミ。


世界の車窓から


世界の車窓から


世界の車窓から


世界の車窓から


チケット


テルアビブについた。
駅から見る町なみ。



テルアビブ駅構内




駅ピアノ


立ち読みどころか「寝読み」



電車を降りたら待ち合わせ場所へはどう行けばいいの?ということで、サハーが「○○改札はどこ?」的な質問を書いておいてくれました。

駅に鉄の回転扉ってのがイスラエルっぽいわ~。




果たして友にちゃんと会えるのか!?
実質的最終日午後のテルアビブ観光については次の日記にまとめます。

旅の全体図はコチラ

――――――


ハイファの下界→Tchernichovsky→ステラ・マリス修道院
市バス10分弱 5.9NIS + 徒歩10分弱

ステラ・マリス修道院→エリヤの洞窟
ワイルドな遊歩道 徒歩15~20分
※ロープウェイもあります

エリヤの洞窟→バハーイーガーデン近くのバス停
メトロニット10分弱 5.9NIS
※この時点でラブカブカードに負けてる。市バスやメトロニットなどに2回以上のるならラブカブカードがお得です。

バハーイーガーデンのツアー
所要45分
※回数が少ないので、事前に要確認!

ステラ・マリス修道院
エリヤの洞窟
バハーイーガーデンとバーブ廟
これ全て無料

ハイファ→テル・アビブ
鉄道で1時間弱 30NIS前後 30分~1時間に1本くらい?


昨夜の夕食 37NIS
シュワルマピタwithピクルス+コーラ
これで38NISだったけど、小銭が37NISのみでまけてくれたw

ブランチ ?NIS
駅でクロワッサンとコーヒー


旅の全体図はコチラ



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