みう と 青

みうと青の共同ブログ。
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イスラエル10日目 帰国 & さくっと総括

2019年01月05日 23時23分18秒 | イスラエル・パレスチナ 2018年末~2019年始

旅の全体図はコチラ

1月5日(土)

・帰国の色々
・フルボトルのワインを持って帰る
・ゆえに香港入国




楽しかったイスラエル・パレスチナ旅行もおわり、今日はいよいよ帰国です。
しかし公共交通機関がグッと減る土曜日。
宿(ドミ)で空港送迎バスの手配とかできるけど、たしか70NISとかいう足元を穴が開くほど見つめた価格だった気がする。

が、昨日半日テルアビブを案内してくれたタリーが、「休みだから」って車を出してくれて、空港まで送ってくれた!

なんでこんなに親切なんだろう。
彼らが日本にきた時は「おもてなすぞ~!」って思ってたのに、「僕らの観光につき合わせているんだから」って、ご飯も入場券も全部出してもらっちゃったし、「ほなイスラエルで案内してもらうときは!」って気合い入れてたのに、やっぱりおんぶにだっこ。
時間も体力もフル稼働でおもてなされてしまった。

ゆとりある者の責任というようなある種のモラルなのか、自分がすんごい子供だと思われてるのか、国民性なのか、個人の器なのか、分からないけど自分もそういう大人になりたい。


出しそびれて数日持ち歩いていた絵葉書を今更投函。



てか、ここにバナナ?


帰国便は12:45発だったので、通常なら10:30には空港に・・・って思うところですが、歩き方などで「とにかく出国が大変」「4時間前には空港着!」「関所が厳しくて乗り遅れても責任はとってくれない」などの脅しを受けていたので、9:20頃には空港に到着。

しかし、我が便は14:30発に変更されておる。
てか、昨日お知らせメール来てたorz
昨日楽しくて、てんこ盛りで、メールチェックとか全然してなかったorz
朝のお散歩を諦めて来たのに・・・

こんなウッカリさんが他にもいたので、しばし日本人とダベって時間をつぶす。
そして、カウンターオープンのコールが!
いよいよ激ウザいと噂の出国です。

けっこうウザいと聞いていた入国がザルだったので、ちょっと楽しみですらある。
なお、同日同便入国だったらしい日本人もザルだったと言っていたが、最近でも入国ハードだったって人もいるので、多分運です。

いざ、出国

●質問攻めは本当にあった
自分の場合、渡航暦にトルコとモロッコがあったので、その辺りを重点的に聞かれているっぽい。
最初は面倒で、とりあえず全部「Yes」で答えてたら「本当に?」と、『だったら面倒になるよ~』オーラを分かりやすく発しながら聞き返してくれたので「No」って答えたり。
「トルコやモロッコに知人がいるか?」ってのも、面倒になりそうだったので「No」って言っておいた。
しかし、聞き取れないくせに慎重になった自分は、だんだんYesもNoも言えなくなってきて、結局「こいつは埒があかない」と思われたらしく噂の字幕問答へ。

「ちょっとこっちこい」と係りの姉さんがいるデスクの向こう側へ呼ばれ、そこにはコンピューターのディスプレイがあり、Q&Aが日本語で書かれておりサクサク回答して終わり。
最初からそうして欲しい。


●フルボトルのワインを機内持ち込み
バックパックのくせにフルボトルのワインを持ち帰りたい!ってことで、
ワイン→箱→ビニール袋→衣類ぐるぐる→ビニール袋
って感じで防護。
チェックインカウンターで
「ワイン入ってるから!やさしく運んでね!」って言ったら
「機内に持ち込んでいいよ~」って、マジか!?


●荷物チェック
荷物チェックも噂どおり、カバンほぼ全確認。
チェックインカウンターよりも後のセクションなので、荷物を預け入れてる人は、作業としては大したことないけど、自分のように全荷物持ち込みの人間はめんどくさい。
自分が通過したときは、アジア人は荷物の大小に関わらず全員やられてたと思う。
(自分の案内されたエリアがアジア人ばかだったので、それ以外は不明)

会議机みたいなテーブルが3~4つくらいあって、その上に荷物を載せます。
ワイン1本追加という無茶のための緻密な梱包が半端に解かれ、金属探知機みたい棒を荷物の中にグイグイ突っ込まれます。
「ナンチャラバッテリー、入ってない?」とか3回くらい同じこと聞かれた。

検査は無事完了。でも、荷物はそのままグイグイ押し込んでも入らないので、結局ほぼ全部出してつめなおし。
免税店前だけどワインはもちろん(?)没収されず。
イスラエルのローカルルールか?


●香港乗継
約2時間半の香港乗継。
ここで当然問題発生。そう、ワインです。
通常のトランジットの流れで進んでいったら、荷物検査で引っかかった(当たり前)
「テルアビブでOKって言われた!」とゴネるも無駄。
なので、香港に入国。

入国して、チェックインカウンター行って、
「搭乗券はあるけど荷物預けたい」って話して、
「やさしくしてね」の一言も忘れず追加。
入国の20分後には出国して、空港内を散策。
ライト兄弟みたいな飛行機のオブジェとか、味千ラーメンとかあって面白かった。





成田では一番最後に荷物出てきた。



けど、荷物が無事だったのでハッピー

ただいま。




●お土産



・ゴラン高原のワイン
まだ飲んでないけど、試飲のとき美味しかったから楽しみ。

・死海の塩
色つきだったり風味足してたり、見た目楽しい。

・名前のわからないお菓子
チョコでもビスケットでもない、不思議な存在。

・平和チョコ
色んな国の言葉で「平和」って書かれてるチョコ。
その「平和」たちをバッキバキに割って食べます。





総括

そんなこんなで年末年始のイスラエル・パレスチナ旅行は無事に帰国と相成りました。
面積は四国くらいのエリアにものすごく様々な環境(自然的にも人為的にも)があって、とても濃くて、有意義な旅が出来たと思う。

イスラエル・パレスチナといえばエルサレムやベツレヘムを筆頭に各種宗教(地方では特にキリスト教?)遺跡、自然系ではなんといっても死海が有名で、そこをピンポイントで回って、日数が余ったらペトラとかに行くのが黄金ルートだと分かってはいたけど、ちょいニッチなところも回れて本当に良かった。

黄金ルートから外れることで、観光客慣れした人ばかりでなく、擦れていない地元の人たちや、「こんなとこまでよく来たね!」と励ましあえる旅人と出会えたことが、とても楽しかった。

21.2世紀現在、このエリアを回るにあたり、政治的な要素に触れることも個人的にはマストだったので、そこも自分のスキルから見ると相対的に冒険だったけど、勇気を出して行ってよかったと思う。

特にヘブロンは全部の意味で特別な体験だった。

そこにある世界遺産以上に、その町のその国の人々に惹かれて、それがGWの旅にもつながるわけだけど、それはまた別のお話。

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