読書日和

お気に入りの小説やマンガをご紹介。
好きな小説は青春もの。
日々のできごとやフォトギャラリーなどもお届けします。

歌舞伎な方々

2008-08-03 23:27:18 | ウェブ日記
新宿に行くと、客引きの多さに疲れます。
昨日スカイ・クロラを見に行ったときも、何度も声をかけられました。
新宿の映画館は歌舞伎町の中に集中しているようなので、自然と歌舞伎町を突っ切ることになります。
すると道のあちこちに、金髪スーツ姿の方々が待ち構えています
そして通る人々に手当たり次第声をかけていくというわけです。
東京都迷惑防止条例違反のような気がしますが…あまり機能していないように思います。
「お兄さんどうですか」と声をかけてくるのですが、うっかり返事などするとたちまち付け込まれるので、無視しつつ手で追い払う仕草をします。
「シッシッ」という感じで。
無視するだけで良いように思いますが、さすが歌舞伎の街だけあって、簡単には引き下がりません。
さっさと追い払うには、無視よりも「いりません」ときっぱり断ったほうが良いです。

金髪スーツ男だけではなく、金髪ドレス女もあちこちで見かけます。
何だかもう、どう見てもクラブ嬢にしか見えないのです
髪はアップで決めていますし、化粧も派手だし。
ここまでわかりやすいとはと思うくらい、派手に決めて歌舞伎町を闊歩しています。

さらに、もっと怖いものを見てしまいました。
昨日は新宿コマ劇場の前にそれ系の方々がたくさんいたのですが、女性の割にはやけに肩幅が広くて、声が低い人たちがいました。。。
まさか…と脳裏をよぎる、嫌な予感。
二丁目の、、、住人?
速やかにその場から遠ざかりました。

そうだった、今いるのは歌舞伎町なんだと、改めて思いました。
何が出てきても不思議ではありません。

昨日は次から次へと歌舞伎な方々に遭遇し、さすがに疲れました。
映画を見たかっただけなのですが、そこにたどり着くまでには、退けなければならない強敵が潜んでいるというわけです。
何だか歌舞伎町の怖さのレポートみたいになりましたが
実際には、よほどのことがない限りトラブルに巻き込まれることはないです。
普段から気を付けているのが大事だと思います。
みなさんも、この地を訪れるときは、多少は警戒していたほうが良いかと思います。
新宿自体は魅力ある街なので、機会があれば行ってみてください

パイコー丼

2008-08-03 20:47:45 | グルメ
久々のグルメ記事です。
先日、「光麺」の新宿歌舞伎町店に行きました。
中華料理のチェーン店です。
パイコー丼というメニューがあったので注文してみました。



カラッと揚げた豚肉の上に餡かけがかけてあります。
豚肉はカレー風味の味付けでした。
パン粉を使っていない分、トンカツより食べ応えが軽めでした。
餡かけは白菜とキノコの醤油風味で、ご飯との相性が良かったです
おまけでワカメスープも付いています。

光麺は池袋や高田馬場、原宿、代々木などにもあるようです。
今までは縁のなかった店なのですが、なかなか美味しかったので、また行ってみようと思います。

スカイ・クロラ

2008-08-03 11:53:29 | 音楽・映画
昨日は「スカイ・クロラ」を見に新宿ミラノへ行ってきました。
森博嗣さんの小説「スカイ・クロラ」が原作です。
絢香さんが歌う主題歌「今夜も星に抱かれて…」がこの作品の世界感を表している気がして、どんな作品なのか興味がありました。
テレビでの予告編を見た限り、切ない物語のように思いました。

物語の舞台は欧州にある空軍の前線基地。
ここに赴任してきた函南優一(カンナミ・ユウイチ)はエースパイロットとして活躍する。
基地の女性司令官、草薙水素(クサナギ・スイト)もかつてエースとして君臨したパイロットだった。
彼らはキルドレという、永遠の子供だ。
遺伝子制御薬の開発時に偶然生まれてしまった子供だ。
思春期で体の成長が止まり、病気もしなくなる。。
彼らには周囲からの制約が多いため、束縛の無い自由“空”を求めている。
キルドレは永遠に生き続ける。
病気で死ぬことはないし、たとえ戦闘で死んだとしても、別の人間として生まれ変わる。
そんな彼らを待っているのは、果てしなき戦争の日々。
空に生き、空に死ぬ…そしてまた、生きる。

というわけで、スカイ・クロラを見たのですが。。。
予想どおり、切ない物語でした。
物語全体に、悲しみが横たわっているようでした。
永遠に子供として生き続けるキルドレと、彼らを戦争に利用する大人たち。
想像した以上に重い内容で、あまり気分は盛り上がりませんでした

一方、戦争がテーマなだけあって、戦闘シーンは迫力がありました。
空を舞台に繰り広げられる激しい戦い。
相当な立体感があって、かなり高度なCG技術だと思いました。
戦闘機が大編成を組んで敵陣を目指すシーンが印象に残っています。
これから始まる激しい戦いを予感させました。

”この戦闘機に出会ったら生きては帰れない”と恐れられる、敵のエース戦闘機「ティーチャー」。
最後、キルドレの宿命を想いながら、函南優一がティーチャーに対決を挑む。
「これは、僕の戦闘だ」

どんな結末を迎えるのかは、見てのお楽しみということで