先日の小佐古内閣官房参与の辞任について、NHK科学文化部(かぶん)のブログが早い段階で辞任記者会見資料の全文を掲載してくれました。
これはとてもありがたいことです。
テレビでは辞任の詳細についてはあまり報道していないので。
ご覧になる方はこちらをどうぞ。
で、その記者会見資料、読んでみると驚きの内容が書かれていました。
少なくとも小佐古氏は、先日政府が決めた子供が1年間に浴びて良い放射線量の「20ミリシーベルト」について、「到底受け入れられない数値」という考えを示しています。
小佐古氏が政府のこの決定に抗議して辞任したことで、福島県に住む子供を持つ親の間では、「本当に大丈夫なのか」という不安の声が広がっているようです。
もともとの基準値が「1ミリシーベルト」だったのを「20ミリシーベルト」に変えたので、基準が20倍に引き上げられたことになります。
問題なのはなぜか政府がこの件についてあまり説明しないことで、これでは住民が不安に思うのは当然だと思います。
菅総理は小佐古氏が抗議の声を上げたことについて、「専門家の見解の相違だ」と言っているとのこと。
基準について再考する気はないようです。
それなら、「こういった考えに基づき、20ミリシーベルトでも問題ありません」という、国民に向けてのメッセージを出すべきなのではと思います。
それをしないのは、実のところ政府も本当に20ミリシーベルトで大丈夫なのか半信半疑だからなのでは…と勘ぐってしまいます。
また、このブログ記事のコメント欄には、300件近い数のコメントが寄せられています。
この問題への関心の高さがうかがえます。
政府への批判、文科省への批判、小佐古氏への批判、現状への憤りなど、色々な意見がありました。
その中で特に目を引いたのは、福島に住む子供を持つ親の方々のコメントです。
子供を守りたいという切実な思いが伝わってきました。
「安全、安全と言っている方々は、自分の妻や子供をこの地に住ませられるのか」といった意見は、まさに真に迫るものがあります。
政府ももう少し住民の不安を考えて、丁寧な対応、説明を心がけていってほしいです。
これはとてもありがたいことです。
テレビでは辞任の詳細についてはあまり報道していないので。
ご覧になる方はこちらをどうぞ。
で、その記者会見資料、読んでみると驚きの内容が書かれていました。
少なくとも小佐古氏は、先日政府が決めた子供が1年間に浴びて良い放射線量の「20ミリシーベルト」について、「到底受け入れられない数値」という考えを示しています。
小佐古氏が政府のこの決定に抗議して辞任したことで、福島県に住む子供を持つ親の間では、「本当に大丈夫なのか」という不安の声が広がっているようです。
もともとの基準値が「1ミリシーベルト」だったのを「20ミリシーベルト」に変えたので、基準が20倍に引き上げられたことになります。
問題なのはなぜか政府がこの件についてあまり説明しないことで、これでは住民が不安に思うのは当然だと思います。
菅総理は小佐古氏が抗議の声を上げたことについて、「専門家の見解の相違だ」と言っているとのこと。
基準について再考する気はないようです。
それなら、「こういった考えに基づき、20ミリシーベルトでも問題ありません」という、国民に向けてのメッセージを出すべきなのではと思います。
それをしないのは、実のところ政府も本当に20ミリシーベルトで大丈夫なのか半信半疑だからなのでは…と勘ぐってしまいます。
また、このブログ記事のコメント欄には、300件近い数のコメントが寄せられています。
この問題への関心の高さがうかがえます。
政府への批判、文科省への批判、小佐古氏への批判、現状への憤りなど、色々な意見がありました。
その中で特に目を引いたのは、福島に住む子供を持つ親の方々のコメントです。
子供を守りたいという切実な思いが伝わってきました。
「安全、安全と言っている方々は、自分の妻や子供をこの地に住ませられるのか」といった意見は、まさに真に迫るものがあります。
政府ももう少し住民の不安を考えて、丁寧な対応、説明を心がけていってほしいです。