しらの風景

自然と野鳥や生き物が大好き!自然の中には学びがいっぱい。
デザインの仕事をしながら、楽しく生きる智慧を探します。

「生きるに値する社会を」

2011-08-27 | 原発関連ニュース
~田中優さんブログより~

自分にできること、自分にしか
できないことをすることが生きる証になる

 あきらめちゃったら終わりだよな。反骨精神なんてもんじゃない。自分が生きていくのにちょうどいい社会にしたいだけだ。ぬるすぎる風呂水にお湯を足すようなもんだ。だけど社会は強固で、「原発なんかいらねぇ」と言ってみたって変わるわけじゃない。だったらもっと作戦練ろうぜ。いやでも変わるぐらいの作戦を。

 ぼくの講演会を聞いてくれた人たちの多くは、別な社会のあり方に気づく。「可能性にあること」に気づいたら、今すぐにだって動きたくなる。だけど社会をすぐに変えられるわけじゃない。特効薬はないよ、あったらとっくに変えてるさ。でもそのとき、後ろを振り返ってほしいんだ。見渡す限り「可能性に気づいていない人たち」の群れだ。だから、「社会は変えられる」って伝えてほしいんだ。そこからしか始まらないから。

 必要なのは階段だと思う。インターネットやツイッターにつながれる人たちの情報量と、テレビや新聞でしか情報が得られない人たちのギャップって大きいだろ。そこに紙ベースでの情報やDVDに焼いた情報を届けて、情報格差をよじ登る階段を作ってほしいんだ。それともうひとつ、音楽には興味があっても原発に興味のない人たちだっている。だから音楽と一緒に情報を届けることでウイングを広げることだってできるはずだ。斉藤和義さんが「ずっとウソだったんだね」を歌ったみたいにね。

先日「ap bank fes '11」に参加した。フジロックフェスにも参加してトークした。でも多くのミュージシャンが震災と原発事故の深刻さに、音楽をしていていいのだろうかと思い悩んでいた。だけどできることがある。というよりミュージシャンにしかできないことがある。小林武史さんは震災と同時に、被災者支援の活動を精力的に開始した。彼は言う。「ap bankを作っていてよかった」と。自分にできること、自分にしかできないことをすることが生きる証になると思うんだ。
 
ぼくは社会を仕組みから変える提案を続けるよ。それがぼくにできることだと思うから。だって生きるに値する社会になってないだろ? 今は。

蝶の中ではアオスジアゲハ。(8/27*土)

2011-08-27 | 生き物大好き!
チョウはみんな好きだけど、
一つあげて、と云われれば私はアオスジアゲハ。
羽色のブルーグリーンに何とも惹かれます。


決して珍しいチョウではないけれど
たいていは高いクスノキの上などを早く飛んでいるので
私は下から指をくわえて見上げているだけ・・。


*四万十川に行くと、カヌーやボートがレンタルできます。
 さすが、四万十川!

*ボート遊びに興じる子どもたち。

高知県での研修スタッフに参加して
その日の宿泊近くの四万十川に行くと
吸水に来ていたアオスジアゲハ。
他の仲間たちは私を置いて先に戻り、
私はアオスジアゲハを写すのに格闘!
オニヤンマとテリトリーの奪い合いを始めて
追いかけたり追いかけられたり。
それでも私はじっと我慢の子。
功をなして道に降りて吸水している姿をはいパチリ。
やっぱりいいなぁ!


*こちらは後日、川遊びで手づかみしたアオスジアゲハ。
 アオスジアゲハを手づかみしたのは初めて!
 ブルーの部分は透明感があってきれい。





どこから来たの?ジュズカケバト。(8/26*金)

2011-08-27 | 野鳥大好き!
高知県四万十川上流のトラスト地
「ヤイロチョウの森」でOJT研修の巣箱づくりを
している最中に、村の人から森の番小屋に電話が入りました。

見たことのない鳥が来ていると云う。

「えっ、なんの鳥?」と思いながら見に行くと
庭の林の木にとまっているハトのような鳥を発見!
私は最初シラコバトかと思ったら
どうもそれより小さなジュズカケバトのようでした。

お腹がすいていたらしく
その家の人がビスケットを与えると
手に乗って食べたらしい。
どうも飼い鳥だったものがかご抜けをしたものらしい。
一体どこからやってきたのか、
この珍客の来訪に首をひねるばかりでした。

*8/13~14にここにいました~☆次の日は姿を消したと言います。

今頃どこにいるのか、このジュズカケバト。
もちろん私は初めて見ましたが
ご覧のように、とても愛らしい姿のハトでした。