しらの風景

自然と野鳥や生き物が大好き!自然の中には学びがいっぱい。
デザインの仕事をしながら、楽しく生きる智慧を探します。

4日目☆トラスト地視察、畑仕事、バス釣りなど。

2011-09-16 | 生態系トラスト協会ニュース
*男三人で道の真ん中で何してる?実は、釣ったウナギの
 体長を計っているのです!68cmの天然ウナギでした~☆


4日目、早朝5時すぎに起床。昨夜から雨が降り出していました。
はえ縄漁の引き上げにめげそうになりながらも番小屋に宿泊した4名で出発!
それでも朝のダム湖の風景は朝もやで美しかった。

15個くらいの仕掛けを次々に引き上げると、
4つの仕掛けに魚がかかっていました。

最初にナマズが掛かっていて、次に待望のウナギが!!
その後に大きなコイが釣れて大漁で眠気も吹っ飛びました。




他の連中が宿泊している民宿まで
持ち込んでみんなにも見せて、夜の宴会のご馳走にすることに!

この日は番小屋の裏山のトラスト地視察。

*これはヤイロチョウの森トラスト一号地です。
 下草がなくミミズなどのエサを捕らえるのに適した環境です。

*地元の人が仕掛けたイノシシ用の罠がありました。
 中にはおびき寄せるサツマイモが転がしてありました。

その後に、荒れ放題だった畑の整理、自然農を実践している
イソベさんを講師にみんなで畑づくりをしました。


*荒れた畑も見違えるようになりました!

プレハブ棟横の積んであった竹もきれいに燃やして、
アッという間にスッキリきれいになった番小屋周り。
島岡さんが草刈りを頑張ってくれたおかげで作業が進みました。

その後、昼食後からはボートに乗ってブラックバス釣り。
小雨が降りましたが、二人のリボートに乗って釣りに挑戦です。
私は撮影スタッフとして、みんなの様子を写真撮りしました。

そして夜は全員で隣村の下津井にある民宿へ。
ここのお料理は、ほんとうに美味しいのです。
手作りのあたたかさ、素材も近くの山や畑で採れたもの。
それに今夜ははえ縄漁の獲物もあるのです!

*鮎の塩焼きとともに出て来たのははえ縄漁で釣れたウナギ!

*釣った鯉も洗いになって登場!こんなに美味しい洗いは初めて!
 感嘆の声が上がりました。

研修最後の夜、全員が揃ってにぎやかに夕食。
みんなに「生きものは何が好き?」これを聞くだけで
楽しい話がいっぱい飛び出して笑いが絶えない時間でした!
おかみさんも加わってにぎやかに夜は更けたのでした。




3日目☆ブッポウソウ保護の視察、はえ縄漁体験など。

2011-09-16 | 生態系トラスト協会ニュース
*ブッポウソウの巣箱調べをした門脇さんのお家の前で。

研修3日目の9月10日、スタッフがまだ爆睡中の早朝、番小屋前で
プレハブ棟に宿泊の研修生のイソベさんが「ヤイロチョウが鳴いているよ!」
その声で大騒ぎになった番小屋。この時期に声を聞けるのは珍しい!
昨日のヤイロチョウの学習で、声もしっかり聞き分けた研修生たち。
声を聞けなかったのはスタッフの二人、トホホ・・そんな始まりの日でした。


*こんな高い場所に柱を担いで立てて巣箱を掛けたなんて
 とても人間業とは思えません。さすが山の男の技ですね~。
 するすると脚立を登る姿はお猿さんでした。

午前中は、裏山にブッポウソウの巣箱を掛けている
番小屋の隣村(車で30分くらい)下津井の門脇さんにお話を聞いて、
実際にブッポウソウが営巣した巣箱を高い場所から降ろして、
中を観ました。昆虫を捕らえて食べているため、巣箱の中には
キラキラ光る甲虫の羽が細かくなって入っていました。

ヒナが巣立ちした後に、ムササビが入ったようで
実際にはその上に杉の皮が敷かれていました。


門脇さんが、蜂蜜の味見してみたい?と聞くので
もちろん「味見した~い!」というと、ミツバチの巣の中に手を入れて
蜂蜜を取り出してくれました。ふたを開ける時に
トントンと外から合図をすると怒らないそうです。

甘くて美味しい蜂蜜の味!もうたまりません。

お昼を食べてから、はえ縄に仕掛けるミミズ探し。
ウォーキングトレイルを歩きながら探しました。
お~、いたいた!大きなミミズ、小さなミミズ。

これが噂の青く光る大きなミミズ、カンタロウです。
写真を写そうと手に持つとクネクネと暴れました。
そして・・・何と!トカゲのようにしっぽを切ったのです!!
ギョェ~~~!森の中に驚いた私の声が響いてしまいました。
私の手の中には、切れたしっぽが動いていたのです。

*こんな子もいたよ。キイロスズメの幼虫。
 きれいな森の色をしているよ。
 
それからみんなでダム湖にボートを出して
ボートの練習をしながら今度は下道の門脇さんに
はえ縄漁の仕掛けづくりを教えていただき、
実際にダム湖で仕掛けをしました。
(こちらは前のブログで報告済み)

はえ縄漁は、一つの仕掛けに針は一本だけ。
針の先にミミズをつけてペットボトルで浮かべておくだけの
シンプルな漁です。いかにものんびりした村の人の漁法です。
このダム湖にどんな魚が生息しているのか、
針を引き上げる明日の早朝がとっても楽しみ!!なのでした。

危険な汚染地

2011-09-16 | 生態系トラスト協会ニュース
「正直、何で皆さん危険な汚染地に居続けるのですか?」
静岡の焼津もセシウム478Bq/kgの汚染です。

ジャーナリスト木下黄太さんブログより
*恐らく木下さんは今の日本の汚染状況を
 もっとも真剣に把握している方だと思います。
 小出さんが云っていたように「逃げてほしいけど
 今までの生活が破綻してしまう・・・
 どうしたらいいのか正直私にもわからない。」
 原発事故は、国民をそんな状況に追い込んでしまったのです。