3日前になるがいつものように早朝フィッシング そしてその日は特に大物が釣れた
7時過ぎには帰路につこうといつものように釣った魚の ”血抜き” の作業 特に変わったことをしたわけでもなく毎回している作業なのである
ところがその日は作業中に手が滑ってしまいナイフで左手首の動脈を切っしまった 痛さなど全く感じなかったが血がかなりの勢いで吹き出した
すかさず止血を思いつくが紐やゴムバンドなど持ち合わせていない ただ寒いためヘアーバンドを帽子の下にしていた それで患部をとりあえず巻きつけ家まで10数分のドライブ
家にたどり着きとも子にゴムバンド(体操用のバラコンバンド)で肘と肩の間を締め付け止血を 指先は見る見るうちに紫色に変わってきたが血が流れるのは止まった
すぐに近くのERに行ってみるもののコロナで休業 次の街ポートランドのERまで26マイルまでドライブ 幸いすぐに医者が見てくれたが応急処置のみでそのERのファシリティでは手術ができないと救急車をアレンジ 更に30分程先の病院に運ばれた
救急車の中で この時点で少し意識が朦朧としてたと思う
病院では待つこともなく部屋に通されたのは良いがその病院は医者などを育てるシステももあるそうで まず医者 ナースそれに見習い医者らしき人々がベッドを取り囲む そしておもむろにスーパーバイザーが登場 そしてスーパバイザーが担当医に ”どのように処理するつもり?” などと聞いているではないか 内心コネリン 冗談でない 早くなんとかしてくれっ と思わず叫びそうになった 最終的には担当医が このように処理するつもり と言うと スーパーバイザー それで良いだろと 言う
出血のため多少意識が薄れてたとは言え ほんと冗談ではない
大げさな手術はなくステッチのみであったが様子見ということで夕方3時過ぎまでその部屋にとどまりようやく開放
痛み止めや化膿止めの薬の処方もなくうずく患部を抱えその夜は眠った
今朝で4日目となるが幸いむくみや腫れもなく回復に向かっているようで少し安心している
思えば 動脈を切ることは命に関わると思うのだがこのアメリカではなんともかんたんに処理されてしまう
しかしその日の病院までの2時間ほど ほんと怖かった!!!
PS: 裏庭のホットタブのファンデーション作業もしばらくはお預けになってしまった