ひの新選組まつりを翌日に控えた金曜日の夜、翌日再会する予定の同士よりテンション高い写メールをもらい、もちろん同じくテンション高く写メールを送り返したりしながら、私はビール片手に上機嫌でひのパレ出陣装備品を準備していた。
よもや、翌日が最高気温14度の冷たい雨になろうとは微塵も思っていなかった (笑)
いや、土日の天気予報が雨だということはうすうす気が付いてはいたのだが (笑) 「きっと晴れるさ」 と心のどこかで思ってもいたわけだ。
なので、出発当日の朝、雨が降っていることを目の当たりにしたときは、けっこう愕然としたものだ。 (・・・・だから予報どおりなんだってば。)
出発予定は9時過ぎだが、最近とみに目覚めが早く (笑) 午前5時に目が覚めてしまった私は、その辺に転がっていた端布で、暢気にだんだらカラーのてるてる坊主を作ってみた。
適当に作った割にはいい出来だったんで、そのままバッグにつけてみる。
まぁ、ここまで縁起をかつぐなら・・・と、もうひとつ。
2年前、前日夜まで降水確率90%だった天気が、パレード当日、ものの見事に覆されたときに着ていたパーカーと、そのとき日野駅の売店で買った500円の傘を手に出陣することにした。
地元の駅で今回もご一緒のトロさんと待ち合わせてJRに乗車、途中で京王線に乗り入れしている都営新宿線に乗り換える。
これで行くと、 『魔の新宿』 で乗り換えしなくてすむわけさ。
関東に住んでいたって新宿の乗り換えはぞっとする。
ちょうど 『魔の新宿』 を通過しようとしていた頃、その新宿に果敢に立ち向かっていたまーうさちゃんからメールが入る。
「無事に新宿で乗り換えて、京王線に乗ってます」
去年、熊谷やら新宿やらで、彷徨の歴史を作ったまーうさちゃんから送られてきた勝利宣言とも言うべきメールは、私にとってももちろん嬉しい。
(1年間遊ばせていただいたネタですが、まーうさちゃんの勝利宣言をもって封印とさせていただきます~ 笑)
ホテルに荷物を置いて、まーうさちゃん、momiさんと高幡不動駅で無事再会。
去年は前夜祭の後にちょこっとしかお会いできなかったmomiさんとも、今年は最初っからご一緒できて、とっても嬉しい。
ちょうどその時、 「幕末めし処池田屋」 で、よねちんさんがランチ中との情報を受けていたので、我々4人も池田屋へ。
5人の再会を喜びあったのち、一足先によねちんさんが日野のコンテスト会場へ向かう。
新選組まつりの期間中 「池田屋」 は特別メニューとのことでしたが・・・私が頼んだてんぷらうどんが特別メニューだったのかどうかは記憶にない。
だけど、高幡まんじゅうは付いてるよ♪
店を出ると、目の前にタイミングよく 「実践女子大経由日野行きのバス」 が停まっている。
待ち時間もなく、出だしは順調。 ・・・・雨だけど (笑)
日野中央公園へ着いても冷たい雨は降り続いている。
例年コンテストは公園内の特設ステージで行われるのだが、受付で確認したら、やはり今年は、市民会館内の小ホールの中で行われるとのこと。
受付の人から、 「温風のでる団扇あげるよ」 と言われたが、内心 「扇ぐほど暑くないし・・・」 と思いながら丁重にお断りし、パンフレットだけを受け取って市民会館の中へ入る。
あー、室内は暖かいわー。
そうか。 室内で使うとあの団扇、確かに温風が送られるやもしれぬ (笑)
ホール内でぬくぬくしてたら、ゾクゾクと見知った顔が集まってきた。
今までのひのパレ参加の歴史の中で知り合った方々、その後 blog やオフ会を通じて仲良くなった方々。
ご挨拶したり、再会を喜んだり、写真を撮ったり。
テンション上がるひと時・・・っていうか、この再会と出会いがクセになるんですな (笑)
その頃、市民会館の小ホールの中では、エルプロダクツの 「斬‐zanshin‐心」 が上演されている。
終演後、その会場で引き続き隊士コンテストが行われるわけだ。
さてそのコンテスト、今年はすごかったよ。 見ごたえ抜群。
相当の練習をつんだと思しき面々は、ネタのクオリティーも高く、会場内は笑いあり、感嘆のため息あり、拍手喝采あり。
しかも身につけた衣装は地球にも (懐にも?笑) 優しく、キッチンペーパーのマフラーだったり、包帯の羽織紐だったり、ブーツの代わりに長靴だったり。
小道具も秀逸だったねー。
日本刀の鞘袋から 『ライトセーバー』 が出てきたときは会場内が 「おおおおおおお・・・・」 とどよめきました (笑)
もう誰が選ばれても異論はないですね。
(左) 新選組@ビザ皇帝in巴里。 会場内は拍手喝采でした♪ (右) 今年のコンテスト入賞者たち
我々が応援していたビザ皇帝、よねちんさんは惜しくも破れましたが、昨年の覇者・コシゾウさんは井上源三郎役に決定!
いやもうコシゾウさん最高。
羽織の紐をシュッと解いてバッと脱ぎ捨てる・・・予定だったのだが、アクシデントで (?) 羽織紐が解けず、もたもたもたもたと (爆笑)
絶対ネタだと思ってましたよー。
もうあまりの面白さに、涙流して爆笑させていただきました。
でもアクシデントをネタに変える (違) 技はすごい!
そして、オダギリジョーを彷彿とさせるコシゾウさんの秘蔵っ子、仮名・斉藤さんは、斉藤一に選ばれ・・・・・。
コンテストの高揚した気分を携えたまま、舞台は前夜祭へとなだれ込む。
・・・・Next time is followed.