Catnap Room of にゃんこ

心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつけてます♪

春の京を歩く

2008-04-19 12:18:33 | 旅行

『京都の太秦で時代扮装しませんか?』

・・・・・というお誘いを受けたのは、3月も終わりの頃だっただろうか。

 

その頃の私は、毎日夜中まで働いていたため、実は意識もモウロウとしていたのだが (笑)、4月に入ればなんとかなるだろう・・・と、この話をお受けした。 

行くと決まったからには、これだけはやっておかねば・・・と、ネットで宿を手配し、新幹線の回数券を格安チケット屋でGETした。 

とりあえず、これだけ手配しとけば、あとは何とかなるってもんよ♪

頭の中では楽しい旅行を計画中。 

現実は楽しくない仕事を実行中・・・・ (爆)

 

出発前日の金曜日、突然飲み会に誘われ、仕方なく (←ほんとですか? 笑) 参加した。 

・・・とはいえ、京都まではひとりだし、実は指定もとっていないので、気楽なもんである。 

遅刻して他人に迷惑をかける心配がないわけだし。 

それでも東京7:50発ののぞみに乗れたのは、まぁまぁの出来ではある。 

もちろん車内で爆睡。

 

千年王城の地・京都・・・・・・・は、すごい人出であった。 

私は駅近の宿に荷物を置いて、本日の出発点・祇園町会所へ向かう。 (現実はローソン・・・・笑)

 

 

 

目の前の八坂神社・西楼門を入り、本殿でお参りをしてから南楼門へ抜ける。 

ここまで来ると、通常このまま清水寺へ直行することが多いのだが、今回は霊山護国神社、そして霊山歴史館を目指す。 

桜が舞い散る護国神社は、この日もにぎわっておりました。

 

   

 

それにしてもこの日は天気がいい。 

数日前の天気予報では、雨だったのに。 

絶好の散策日和である。

高台寺~ねねの道を通って円山公園へ。

 

 

 

残念ながら枝垂桜は終わってましたが、花見の宴会は相変わらず。 

桜はあってもなくても、宴は楽しそうですねー (笑)

知恩院、青蓮院を巡り、平安神宮の赤い鳥居を左手に眺めつつ蹴上へ向かう。 

今日の目的地その1、 『琵琶湖疎水とインクライン』 はすぐそこだ。

 

   

 

桜の咲くインクラインが見たかったのだが、既に葉桜。 

・・・・っていうか、やっぱりレール好きなんですか? 私 (笑)

 

歩きにくい砂利の道を危なげに歩く母と、その手をとって歩く娘さんに会いました。 

お互いに写真を撮りあおうとしていたので、 「写真お撮りしましょうか?」 と声をかけてみる。 

にっこり笑って 「お願いします」 と言うお母さんの笑顔が素敵。 

二人旅だと、なぜか二人の写真が少ないのが普通なので、二人連れにこの言葉を投げかけると、ほぼ100%の確立で喜ばれます (カップル除く 笑)

この親子さんは名古屋近郊からいらっしゃっており、6月にお嫁に行く娘さんとの旅行を楽しんでおられるとか。

「お幸せに」 と言ったら、娘さんもにっこり笑って 「ありがとうございます」 と言ってくれました。

 

さて、私はといえば、第二の目的地に向かって、まだまだ北上。 

途中、山形有朋の別荘、琵琶湖疎水を取り入れた庭園で有名な無鄰菴にて休憩。

ここは、日露戦争前、歴史的会議が行われた場所ですね。 

抹茶をいただき、ほっと一息。

 

そして第二の目的地、初めて訪れる 『金戒光明寺』

門に掲げられた 「京都守護職本陣」 ・・・がいいですねー。 

 

   

 

話によると、これは近年つけられたものだとか。

 

 

 

本殿に上がりこんでしばし合掌。

 

時間があれば、まだまだ行きたいところはたくさんあるのだが、時間は既に4時に近い。 

そろそろ四条あたりの探索にかからねば。

金戒光明寺から一気にバスで四条へ戻り、向かった先は・・・・白川の辰巳神社。

桜舞い散る巽橋では、ウェディングドレスとタキシードのカップルが友人たちに祝われながら写真撮影をしていました。 

ぎをん小森 の前に、寿マーク (!) の車が停まっていましたので、ここで披露宴をなさっていたのかも知れませんね。 

観光客にも祝われ、幸せそうな2人に幸あれ!!  (・・・・・今日は結婚がキーポイントなんでしょうか、私。 笑)

 

   

 

いよいよ不逞浪士襲撃を前に、地道な探索を始める。 

高瀬川を横目に木屋町を北上。 

この周辺は西国の各藩邸跡や、暗殺地跡がたくさんある。 

命ぎりぎりの幕末、この地で流された血、絶たれた命を思っていたら、現代の喧騒の中にいながらしばしの間タイムスリップ。

そしてウワサに聞いていた三条小橋池田屋跡・・・・・は、管理看板も落っこちた空きビルでした。 

うーん・・・・・この一棟貸しのビル、関東で客付けできたら面白いなー (笑) と思って、業者の電話番号をなにげに撮影する私 (爆爆)

 

河原町通りから四条河原町、そして再び祇園に向かいながら買い物という名の探索活動 (笑) を進めていたら集合時間が近づいている!  

時間がない!  桝屋へ!! 古高捕縛へいかねばならぬっ!!!  同志が待っている!!!!

 

 

 

桝屋前ではすでに同志が張り込んでいた。

気を整え、踏み込む!!!

 

そこには・・・・武器弾薬、密書の類は見当たらず、おいしいものが待っていた (笑)

 

 

 

 

 

 

つづく・・・・かも。 

コメント (10)
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