この旅の始まりは、 「京都の太秦で時代扮装しませんか?」 とお誘いを受けたことに端を発している。
にもかかわらず、前日の土曜日には春の京を浮かれて歩き、夕刻には古高捕縛も忘れて美味しいものを食べ、枕が代わっても平気で爆睡していた私は、京都の宿で2日目を迎えた。
この日、いよいよ私を誘ってくださったS姫、トロさんと合流し、メインイベントの時代扮装を行うこととなるわけである (笑)
私がS姫とお会いするのは、この日が2度目。
前回はあの土砂降りのしながわまつりであったのだが、幸い今日は、絶好の扮装日和 (笑) である。
新幹線で到着したS姫と京都駅で合流し、我々3人は、メインイベントの舞台 (笑) 太秦へ向かう。
太秦へはこれまで京福電鉄利用でしか向かったことがなかったのだが、今回はJR山陰本線にて花園へ向かう。
丹波口を過ぎたあたりで車窓に見える 「壬生やまとの湯」 と 「壬生寺の千体仏塔」 におもわず歓声 (爆)
地図で見れば見えて当たり前の距離なのだが、実際にこの目で見ると、なぜか感激するのよね。
・・・・初めての出来事はなんでも楽しい (笑)
<コラム> 太秦の想い出
かつて旅行会社で働いていた時代、初めての添乗員研修が1泊2日の 『伊勢・志摩・京都』 だった。
しかもやたらに忙しい研修で、もちろん太秦にも来たのだが、そのときはなんと団体入口横の添乗員控え室の説明のみで終了だった (爆)
マジですかーっ! (ちなみに添乗員を断念したのは、バスで進行方向と逆方向に向かって歩くだけで車酔いし、ついにそれが克服できなかったことによる。 笑)
さて、太秦に着いた我々は、 「扮装の館」 へ直行する。
ここはメイク、結髪、着付けまで東映のプロ集団にお任せでき、しかもそのクオリティの高さは天下一品である。
自身はただボーっとしているだけだったのだが、そのメイクテクニックは参考にすべきところがたくさんある。
・・・・私、化粧がド下手なもんで (笑)
本日は2着の扮装をする予定。
帰りの新幹線ぎりぎりまで (笑)、 目イッパイ遊びますー!
まず1着目。 「御台所」 (爆笑)
脳内設定は、姫をいたぶる陰険な御台所。
そして2着目。 「振袖若衆」 (おいおいおい)
要するに、刀が持ちたかったんですね (笑)
ならば、侍とか浪人扮装 (爆) をすればいいのだが、女役から男役へスライドするには、化粧の問題もあり、時間がないってことで。
1ヵ月後に控えた 「ひのパレ」 をイメージし、こっそり抜刀・・・・。
あれれ? 抜けないでないの (爆笑)
写真は遠目でね (笑)
昔の人は言いました。 「夜目遠目笠のうち」
【意味 : 女性は、夜見たとき、遠くから見たとき、笠をかぶっているところを見たときが、実際よりも美しく見えるということ】 (ごもっともで)
S姫、トロさん、どうもありがとうございました。
楽しい旅行でしたよー!