真夏の事務所移転騒動で、まともな夏休みも取れず、疲れきってぶーたれていた社員たち (主に私) の無言の圧力に負けたのかどうかは知らないが、会社側が 「熱海の某旅館」(ウチの会社の最上層部が所有している物件) へ、慰労と体験宿泊を兼ねて一泊二日のご招待という企画を持ちかけてくれました。
しかも社員旅行という しょうもない 団体旅行にせず、『宿泊予約は各自でとり、期日は年内中に消化せよ!』 という、ある意味において素晴らしい企画である (笑)
もちろん熱海花火大会の日だろうと、オーシャンビューの部屋だろうと、予約さえとれればOKという太っ腹だが、同伴は1名限定、交通費は一切支給せず! というところが若干セコイ(爆)
・・・・・・というわけで、トップを切って9月11日から一泊二日で行ってまいりましたよ。
はいはい。 交通費は出ませんからね、ドライブ症候群の私はもちろん車でGOですよ。
・・・・・・・・・あれ?
あんた、先日の追突事故で車は入院中じゃないの? という疑問を抱いたあなた。 鋭い。
実は先方の保険会社が、修理期間中 「同等クラス」のレンタカーを用意してくれているんですが、型落ちした私の車よりイイ車が 「ナビ」 つきでやってきてるもので (笑)
これは熱海だけじゃもったいないという結論に達し、熱海&箱根コースで決行さ♪
あ、そういう理由なので、ホテルについての詳細と感想は割愛ね(爆)
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熱海到着と同時に、目をつけていたお店で 「猟師丼」を食べた後は、とっとと宿に入って温泉三昧。
海の幸満載の料理を、朝・晩部屋食で頂き、オーシャンビューの部屋で朝焼けを眺める(←やっぱり早起きな私) というまったりさ加減。
実は私、若い頃から事ある毎にいろんなシチュエーションで熱海や箱根へ行っている為(近いからね/笑) 、あまり目新しい行事や、観光したい場所が思いつかないのだが、唯一やってみたかったのが、熱海から箱根へ至る峠越えと、芦ノ湖沿岸のワインディングロード走破だった。
幸運にも当日は素晴らしい青空である。
熱海から熱海峠を抜け、まずは十国峠。
ケーブルカーで山頂まで上がると、富士山もみえる大パノラマ。
箱根峠を経由して芦ノ湖スカイライン。
芦ノ湖が眼下に望めるという山伏峠にはススキが穂を出し、トンボが飛んでおりました。
秋はもうすぐだね。
杓子峠、三国峠、湖尻峠を通って、仙石原でちょっと遅めのランチ。
今年は暑い夏だったので、まだ見られないと思っていたにもかかわらず、すでに穂を出し始めたススキで埋め尽くされた草原の道を、軽快に走りぬけることも出来ました。 (数年前にススキだけを見に行ったことがある/笑)
長い間廃墟となっていた乙女峠の 「風車」 が見事に復活した様(廃墟マニアが寂しがってるらしい) を見てから御殿場より帰途につく。
台無しだった夏休みの貸し、ちょっとだけ返してもらえたかな(爆笑)