Catnap Room of にゃんこ

心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつけてます♪

工場萌え

2011-11-02 23:05:07 | 旅行

前回の記事で、時間調整のためにポートタワーに上った話をいたしましたが、実はこの日のメインイベントは、京葉工業地帯を巡る 『千葉港めぐり観光船』 に乗船することでございました。 

俗に言う 「工場萌えクルーズ」 (笑) ですな。

 

工場萌えやジャンクション萌えという言葉、ずいぶん前から聞いてはいましたが、どちらも直線と曲線が織りなす 「造形美」 ・・・・だそうです。 

ちなみに私、そのどちらにも興味があるわけでもなく、かといってないわけでもなく (笑)

夜でも稼働を続ける工場群の写真は、まるでライトアップされたように幻想的で美しいとは思いますしね。

 

さて。

この千葉港めぐり観光船は、1日に1回、 13:30 出航のみ。

約40分で京葉工場地帯の一部を海から眺めるクルーズです。

予約は不要なので、もしかしたら早く行った方がいいかしら・・・・と考えた我々が港に到着したのは、12時頃 (笑)

昭和の雰囲気をふつふつと感じるチケット売り場でチケットを買おうとしたら、窓口のおねーさんに、 「ポートタワー、見に行かれます?」 という、謎の言葉を投げかけられました。

どうやら、ポートタワーと観光船がセットで1,000円の共通パスがあるそうな。

観光船だけでも980円。 ・・・・ってことは、ポートタワーは20円か (笑)

ということで、前回の記事のポートタワーで時間調整・・・・という運びになったわけでございます。

 

*********

 

京葉工業地帯は、東京都のお隣・市川市から、木更津手前の袖ヶ浦市に至るまで、6市にも及ぶ広い地域なのですが、今回のクルーズはその一部。 

とはいえ、川崎・横浜周辺の京浜工業地帯を巡るクルーズに勝るとも劣らない千葉港の工場群は・・・・・萌えますよ? (笑)

 

 

私達が乗った 「あるめりあ号」 は、総重量 87.98t、乗客定員総数 288名。

千葉港周辺のコンテナターミナルや食品コンビナート、成田空港へのジェット燃料の油送基地、JFEスチール東日本製鉄所などを海側から眺めつつ、船の中では、千葉港の歴史や港で働く人々の様子、海上のルールに至るまでを詳しく説明してくれます。

工場萌えの方々のみならず、小学生の社会科学習にも役立ちます (たぶん)

 

 

 

 

 

20代のころ、羽田へ続くモノレールを通勤で使っていたことがあるのですが、京浜運河の向こうにみえるこのガントリークレーンが、どうしても 「キリン」 に見えて仕方なかったことを思い出しました。 

やっぱり今でもきりんに見えますけどね (笑)

 

 

巨大な自動車輸送船やコンテナ船、パナマ船籍の貨物船が、いたるところに停泊しています。 

大きな貨物船を眺めながら、遠い外国の地に思いを馳せたりと・・・・・。 

このクルーズ結構楽しい。

 

 

 

海の上では、かもめ達がわんさかよってきます。

それもそのはずで、船内で売られているかもめのえさ (かっぱえ○せん) をつまんで、腕を船から差し出すだけで、かもめ達が手からえびせんを取っていく。

見ていると、手まで齧られそうで、なかなかスリリング (笑) だが、船と同じスピードで飛ぶかもめたちは、まるで空中静止しているような、なんだかとっても不思議な光景。

 

 

 

マニアから子供、家族連れからカップルまで、それぞれがそれぞれの 「萌え」 を体験することができるこのショートクルーズ、思ったよりずっと楽しくて、予想を超えた体験でございました。

コメント
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