基幹病院呼吸器科から肺癌の83歳男性が転院してきた。3か月前に内科医院から肺腫瘤で紹介され、気管支鏡検査(細胞診)で扁平上皮癌と診断された。年齢と状態から緩和ケアのみの方針となった。嚥下障害があり、4回肺炎での入退院を繰り返した。きりがないので、長く入院できる当院に紹介されてきた。今のところ、酸素吸入はいらない。いつも画像が添付されてくるが、今回はなかった。
午後から胸腹部CTを撮ると、右肺の背側全体に腫瘤影が広がっていた。腫瘍か感染巣か区別もしにくい。今年いっぱいと言われていたが、誤嚥性肺炎を起こば急激に悪くなりそうだ。嚥下障害で食事はソフト食となっていた。退院にもっていくのは困難と思われた。最期まで数か月入院の経過になりそうだ。
化学療法学会のホームページに臨床微生物学会の感染症学セミナー(8月24日)のお知らせがあった。募集人数も少ないので、まあダメかなと思っがが、東大の講堂で行われるので、試しに行ってみたいと思ってFAXを送った。意外にあっさり参加可能の返事が来た。8月30日には抗菌薬適正使用障害教育セミナーにも3年ぶりに行くので、2週連続して感染症セミナー参加となった。