「レジデントのための神経診察」(医学書院)が出た。著者は、現在東京ベイ浦安市川医療センター神経内科の杉田陽一郎先生。
杉田陽一郎先生は東京医科歯科大学2015年卒だった。卒後10年に満たない医師が医学書を出版することは、倉原優先生から続いていて、今更驚かないが、それにしてもすごい。
すでに2022年3月に「研修医のための内科診療ことはじめ」(羊土社)を出版されていて、この本は888ページもある。(blogも「医學事始」)
勉強したことや経験したことをきちんと書き留めてこられての成果なのだろう。カラー写真とカラーイラストが多数ついていてわかりやすい。本文も重要なところは赤字になっている(受験参考書っぽい)。
ソフトで作成している図はきれいだが、手書きの人物画は苦手なのかもしれない(かわいいけど)。今後も脳神経内科の画像の本などを出版されたら購入しようと思う。
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