メディカ出版から「ねころんで読める」シリーズが出ている。たくさん出ていると、当たりと外れがあるが、とりあえず新刊が出ると購入するかどうか検討することにしている。
今回「ねころんで読める心不全」が出た。大抵は書店(丸善)で内容を確認して購入を検討するが、面白そうなのでamazonで注文した。心不全治療のFantastic 4の話などが分かりやすく記載されている。
Fantastic 4の導入は、
SGLT2阻害薬は、基本的に最初から導入。ARNIは血圧に余裕があれば早期に導入。MRAは電解質に注意して(腎機能・血清カリウム)早めに。βブロッカーはうっ血解除後に少量から導入。となっている。
なにしろ扱っている患者さんたちが80歳代~90歳代なので、SGLT2阻害薬はサルコべニア・フレイルの(超)高齢者に導入していいのかと思ってしまう。というか、導入を躊躇する(しない)ことが多い。
高齢者でも体格がよい人(体重の有り余っている人)には出しているが。
「ねころんで読める緩和ケア」は書店で見てから購入検討とした。「ねころんで読めるてんかん診療」は初版が良かったので、改訂2版もamazonで購入した。てんかんの本がシリーズ中で最も良いといわれているらしい。