那須太社 錦輔 の日記

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アレルギーの子供さんについて

2013-08-20 00:12:58 | 政治経済

また今日も、NHKのニュースで報じていた。

先日、小学生の少女が給食のチジミをお代わりしたところ、食べたらいけないチーズがかかっていて、アレルギーの発作が始まって亡くなってしまったのだ。

少女はアレルギーの発作を抑える薬品の、簡易注射器のような物を持っていたのだけど、担任の先生はそれをためらったらしくて、実際に簡易注射器を使ったのは発作が始まってから14分後で、間に合わなかったらしい。

それで、私の住んでいる船橋市では、職員はその簡易注射器による治療は行わない、というルールを決めたのだが、これはつまりアレルギーのある子供さんを市の施設で受け入れることをほぼ拒否する、ともとらえられるルールなのだ。

それに対してアレルギーのある子供さんのお母さんが、他の子供と同じ環境で育てたい、と抗議をしたため船橋市としては職員に簡易注射器の取り扱い講習を受講してもらったが、1回講習を受けたからといって、いざとなったとき上手く出来るのかどうか不安だ、という職員さんも多くルールを変更するにはいたっていないらしい。

俺は独身で、子供もいない。

だから分からないのかもしれないが、アレルギーのある子供さんの親は、自分の子が何を食べたら危ないのかは、分かっているのだから、なんでお弁当を作ってあげないのだろうか。

給食を食べさせるから危険の可能性が生じるわけで、何で自分たちで自分の子供に安全な食材でお弁当を作ってあげないのだろうか?

なんで自分の子供をロシアンルーレットみたいな危険な環境にほうりこんで、毎日自分の目の届かない食事をさせるのだろうか?

学校の先生とか赤の他人が、自分たちの子供のアレルギーのことを、毎日毎日パーフェクトに見守ってくれると信頼しているのだろうか?

子供さんを亡くした親ごさんに対して、ひどい言い方かもしれんけど、他の子たちと一緒に学校いかせてあげたいのだったら、行政とかに物言う前に親ごさんがやれる事あるのではなかったかと思う。自分の子供のことをなぜ人任せにしてしまうのか。

目の前で生徒さんが発作おこして亡くなって、学校の先生だって気の毒だ。

何も公務員だからといって、海猿みたいに人の命を救いたい、という意気込みで先生になったひとばかりではないはずだ。

学校の先生は医師とか消防士とか命を守るための仕事とは違う。教え子が危険にさらされたとき、守ってあげる心構えは持っていてほしいが、元々は子供が好きで先生になった人が多いのではないだろうか。そんな人たちに救命活動まで責任を持って下さい、というのは、自分は無理が有ると思う。

自分が考え違いしてるのかもしれないが、この少女のことが何度も何度もテレビで報じられていて、その度にお弁当のことは何故だれも言わないのかな、と思っている。

 

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