シャンパンの色合いは熟成による違いと武道による違いが出ます。
熟成によって濃い色合いに変化していきますし、黄色になり、やがて褐色化していきます。ワインですから、あまり褐色化することは好ましいとはいえませんがシャンパンとしてでなく熟成した白ワイン、或いはシェリーの印象の飲み物として面白いかもしれません。
が、それは「シャンパン」としてはつらいですね。
もう一つの色合いの違いは葡萄によります。白い葡萄即ちシャルドネから造られたものはエッヂにグリーンを帯びます。酸がしっかりしていますので、この色合いは長い年月持続します。もう一つは黒葡萄即ちピノ.ノワール、或いはピノ.ムニエによるものでエッヂは黄色からオレンジのニュアンスを感じさせます。こちらのほうが熟成による色合いの変化は早いように思います。(この辺はワインの格やメーカーに左右されますが・・・)
ちなみに今月そむりえ亭でグラスで開けているものにベルナール.ペルトワというのがありますがシャルドネだけで造られたものですのでグリーンを帯びたタイプです。熟成は4年ほどしていますので長いほうなのですが、まだまだ若い色合いです。なのに熟成による旨みはたっぷり、果実実と複雑さもあります。
多くのシャンパンは白黒ブレンドして造られますので、中間的なものが多いのですが、それはそれでバランスがよく楽しめます。
シャンパンの色合いだけとっても色々楽しめますね。一度、じっくり御覧ください。