ワインを注文するって難しいですよねえ。いや、難しいことを言わないといけない、と思ってしまいがちですよね。
でも、簡単に考えましょう。
1;好みとかが特にない場合(これが一番幸せと思います)、「料理に合わせてグラスで!!」と・・・
2;好きなタイプがある場合、大まかな地方名、例えばボルドー系とかブルゴーニュ系などをいい、更に軽いもの、とか、しっかり目とか・・・・
3;地方名でなく葡萄の名前でいう。例えば、カベルネ系とかピノ系・・・・
4;どれも面倒な時は、すっきり白、まったり白、渋め赤などで充分。
5;ついでに今日のシチュエーション、つまり「誕生日です。ちょっと贅沢な気分」とか、「高校時代の気の置けない友達。気軽な値段で」などを言っておいてください。
6;それと飲む量を言っておくのは大事です。4皿の料理に「グラスであわせて!」といったもののグラス一杯しか飲めなかったらソムリエの予定が狂います。また「あまり強くない」といっていてバンバン飲まれるとソムリエは嬉しい悲鳴ですがジャストフィットが難しくなります。「一人でボトル半分くらい」とか「ざるのようにOK」といっておくとソムリエは楽しい計画を立てられます。勿論、本来そういうことはソムリエが聞く、あるいは察知するものですが・・・
ま、ともかく「ナントカロマネ村の・・・」なんて細やかな地名まで出してしまうと大変。高いワインのことか?と思われてしまいます。
そむりえ亭では、まずグラス以外で薦めることはありませんので「合わせて!!」と言っていただくか、「爽やかな白で始めます」とか言っていただければ、ドンピシャ(?)お勧めしますよ。いや「ドンピシャだった」と言われるように汗をかいて頑張ります。ご期待ください!