ブルゴーニュは南部マコネ地区。かつてはお気軽ブルゴーニュの代表だったと思います。
しかし、有名ドメーヌもほっていられない名醸産地になって、結構な時が経ちました。
スフランディエールもマコネ地区を代表する造り手。自身の畑で造られるワインは「ドメーヌ.スフランディエール」、ネゴシャンとして造られるものは兄弟の名をとって「ブレットブラザーズ」何故か英語表記です。
なんと言っても綺麗なワインです。樽熟はしていても表には果実とミネラル。柔らかいけれども確かな酸。しかし、テースティングをして見逃しがちなのは奥行きです。ついつい、「軽やかそうだから冷やして、そのままで・・・」なんて扱いがちです。デキャンタしてください。見事に変身します。豊かです。隠れていた樽が嫌味なく芳醇さを演出します。
今月使っているのは「プイィヴァンゼル.クリマ.レ.ロンジュ07」です。お値段は１グラス1,300円税込。それなのに主役級の扱いが期待できるワインです。
シャルドネって実はこの辺りのシャルドネ村から名が付いたと言われていますが、生まれ故郷？で花開いた昨今の出来ばえですね。一度お試しください。