ドイツのものが白赤一点ずつとロワールのが白2点、入っています。
基本的には産地が散らばる、と言うのが私のポリシーですから、これまでこの産地のワインが少なかったことは反省材料かな、と思っています。
いずれの産地も酸とミネラルに富むもので、爽やかさの奥にシッカリした骨格が現れるのですね。
今月のメニューだと、骨きりしたそろそろ終わりの鱧にも良さそうですし、海老のプリプリにも良いですね。
ドイツの赤に関しては昔のブルゴーニュを思い浮かばせるエレガント仕上がりに北ならではの骨格がいい感じです。
他のワインが沢山の太陽を受けて熟した感じなのに対して、地中からの恵みが北のワインの特徴です。
根菜も徐々に美味しくなる季節、どうぞ、お試し頂ければと思います。