過去にも書きましたがシャルドネはある意味「個性に欠ける」葡萄かも知れません。
樽の効いたタイプ、酸のしっかりした樽の無いタイプ、その中間。
ミネラルの豊富なタイプ、太陽由来の果実味主体のタイプ。
造り手さんの意図する造りが反映しやすいのでしょうか?
ですから、ブラインドでだましやすいんです。
さて今月使っている大阪は羽曳野の飛鳥ワインのシャルドネ。
私に言わせればオールマイティなナイスバランスなワインです。
爽やかな酸を持ち、しかし酸が勝ちすぎず、円やかでミネラルが香ばしさを感じさせ、低温から温度を上げていって、どの温度帯でも料理アリでもナシでも美味しさを感じさせます。
それは輝く色合いからも簡単に想像できますし、香りも旨味を連想させます。
口に含んでも「しゃばい」とか「薄い」などという言葉は無縁ですね。
樽を変に使っていない分だけ料理との相性も考えやすいのです。
大阪ワイン。
わが故郷のワイン。
今月から来月にかけてスーパープッシュです。
という事で、今日はお休みを頂戴します。
今月は19日27日もお休みですが協会の仕事で忙しくなりそうなので、今日はユックリとして意と思います。