ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

改めてシャルドネのこと

2013年08月13日 03時44分16秒 | ワインの事

過去にも書きましたがシャルドネはある意味「個性に欠ける」葡萄かも知れません。

樽の効いたタイプ、酸のしっかりした樽の無いタイプ、その中間。

ミネラルの豊富なタイプ、太陽由来の果実味主体のタイプ。

造り手さんの意図する造りが反映しやすいのでしょうか?

ですから、ブラインドでだましやすいんです。

さて今月使っている大阪は羽曳野の飛鳥ワインのシャルドネ。

私に言わせればオールマイティなナイスバランスなワインです。

爽やかな酸を持ち、しかし酸が勝ちすぎず、円やかでミネラルが香ばしさを感じさせ、低温から温度を上げていって、どの温度帯でも料理アリでもナシでも美味しさを感じさせます。

それは輝く色合いからも簡単に想像できますし、香りも旨味を連想させます。

口に含んでも「しゃばい」とか「薄い」などという言葉は無縁ですね。

樽を変に使っていない分だけ料理との相性も考えやすいのです。

大阪ワイン。

わが故郷のワイン。

今月から来月にかけてスーパープッシュです。


という事で、今日はお休みを頂戴します。

今月は19日27日もお休みですが協会の仕事で忙しくなりそうなので、今日はユックリとして意と思います。