ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

昨日は1次試験の・・・・・

2013年08月22日 02時53分53秒 | ちょっと休憩

一昨日にも書きましたが、三宅君を含むソムリエ協会の呼称資格認定試験の1次試験があり、昨日はその通過者の発表がありました。

皆様の応援のお蔭で三宅君も無事通過です。

他の通過された方も含め、おめでとうございます。

逆にそうでなかった方には改めてチャレンジされることを望みますし、落ちたからといって敗北者でも何でもありません。

この仕事を続けていくうえで大事な知識を身に着ける、というのが試験の目的であって、合格が目的ではありません。

「ヤマを張って」「重点項目を繰り返し覚えて」、試験が終わったら忘れてしまう、では何の意味もありません。

過去、そういった人を沢山見てきました。

9月にある2次試験はテイスティングや実技がありますが、テイスティングも「当てることが目的」で「そのワインの性格を知り、使い方を熟知する」事が忘れられている傾向も目にします。

ソムリエは食卓に座るお客様の替わりに最善の状態のワインを用意し、ワインアドバイザーはお客様が家に持ち帰ったワインの行く末を意識してワインを販売し、ワインエキスパートはお友達にワインの楽しさを啓蒙する。

決して「良く知っていることを自慢する」ことや「当てるのが上手い」事で「素人を翻弄」する、ではありませんね。

先程も書きましたが「受かって忘れてしまう」方は少なくありません。

という事は今年落ちて来年も「少しアップデートした教本」で再び勉強できる人はある意味幸せかも知れませんね。

試験には「緊張」とか「慣れ」とか「得意分野とそうでない分野」など、複雑な要素が絡みます。

一流はどんな条件でも「お客様に応えられる」、なんでしょうが簡単ではありませんし、私も出来ないかも知れません。

ず~~~っと勉強ですね。


少なくても2次試験を通ったとしても、そこからがやっとスタート、という事を肝に命じて研鑽に励んで頂きたいとおもいます。

2次試験を受けられる方。

受かる為では無く、今後のワイン人生の為に頑張ってくださいね!!

応援しています。