今月使っている面白いボトル。
イタリアはロンバルディーアのシャンパンに負けない発泡酒を生み出すフランチャコルタの「ミッレデイ」というワインはピラミッド型のボトルなんです。
正直言ってセラーにも入れづらいし、手に取っても重いんです。
ですから「単なるデザイン」であれば私の一番嫌うワインかも知れません。
が、採用したのですね。
生産者の研究によると瓶内二次発酵を行う過程、発酵終了後に酵母を瓶口に集めていく過程において瓶底の四角形、側面の三角形の平面が実は酵母の溶け込む速度を上げて「それらしさ」が生まれ易い、というのですね。
「ほんまかいな?」と思いましたが、試したところ本当の様です。
しかも価格は熟成シャンパンよりお安い、というかスタンダードシャンパンよりも安いのです。
セラーに入れづらい、重い、は無視しても良いかな、と・・・・・・・
2009年のヴィンテージですから正味4年足らずの熟成ですが普通のボトルでの熟成なら5年以上は必要かな、という実感です。
今月、このミッレディ、他のシャンパンと共に気まぐれにお出ししますが、「飲ませて!!」って方は最初に言ってくださいね!!
お味もボトルもチャーミングですよ!!