昨日、というより一昨日の深夜。
帰宅後、私は見る見ないに関わらずテレビを付けます。
何気にPCに向かいながら、時折テレビにも目を向けるのです。
「アレ?」と思った事が有ります。
私の父は間もなく91歳で、終戦をビルまで迎えました。
母は90になろうという歳。東京で生まれ幼い弟3人と里子で貰われてきた妹1人を抱えて大阪に来たのです。母の上に長男である兄がいたそうですが中国で戦死しています。
そんな私は子供の頃から戦争の悲惨さはいやというほど聞いてきました。
暗い夜に逃げていても焼夷弾に照らされて逃げ場を失う。
防空壕に飛び込む。
死人の山を見る。
殺したくなくても人を殺す。
私は「戦争を知らない子供たち」ですが、それでも肉親から話を聞くわけです。
しかし、一昨日の深夜は終戦記念日の夜であるのに、そういう番組が見当たらなかったのです。
時間が遅すぎたのでしょうか?
タマタマ私が見落としたのでしょうか?
悲惨な光景は見せない、という事なのか?と思ったり・・・・・・・
世に中には見せてはいけない事も色々あるかと思います。
が、終戦記念日の前後は、私の記憶ではもっとテレビでの流れていたんじゃないのかなあと寂しい限りでした。
勿論、広島や長崎の原爆の映像やその後もしかり。
もっと流していいんじゃないでしょうか?
スポンサーが付かない、とか視聴率が取れない、とか理由はあるのでしょう。
その内、誰も知らなくなっていくのかなあ、なんて考えすぎでしょうか?
暗い話ですね。
しかし明るい未来は、暗い過去の反省にしか成り立たないですよね。
そんなことを書きながらも今日は今日で明るく接客します。
皆さん、宜しくお願い致します!!!!