昨日のパリでのテロのニュースや少し前のロシアの航空機撃墜のニュース。
いずれもISISの犯行声明が出ているのですね。
何故か表題の言葉が浮かんできて「報復の繰り返しはいつまで続くのだろう」と思い、知らぬ間に意味を調べていました。
通常「やられたらやり返す」「やられたことと同じようにやり返す」のような捉えられかたをしています。
ハンムラビ法典の言葉です。
実際は逆の意味だそうです。
例えば「何かを奪われた人がいたら、町でそれを補償してあげなさい」的な博愛を持ったもののようです。
今回に限らず被害にあった人達にはお悔やみの言葉、犯行を起こしたものへは怒りしかありません。
しかし、空爆による報復などを繰り返していたら、同じレベルか「倍返し」的な報復が待っていることも簡単に予想できます。
「根こそぎ叩き潰せば大丈夫」という声もあります。
そうでしょうか?
そんなことは不可能なのではないでしょうか?
マハトマ.ガンディーは言っています。
「暴力によって得られた勝利は敗北に等しい。それはほんの一瞬しか続かない」
被害者のご家族やお仲間にとっては「成敗したい」に違いないし、私も自分がその立場ならそう思うんだろうと思います。
繰り返して億万の被害者を未来永劫増やし続けるより、ガンディーの唱える「非暴力」と「非服従」が平和へのキーワードのように思えます。
樋口誠
いずれもISISの犯行声明が出ているのですね。
何故か表題の言葉が浮かんできて「報復の繰り返しはいつまで続くのだろう」と思い、知らぬ間に意味を調べていました。
通常「やられたらやり返す」「やられたことと同じようにやり返す」のような捉えられかたをしています。
ハンムラビ法典の言葉です。
実際は逆の意味だそうです。
例えば「何かを奪われた人がいたら、町でそれを補償してあげなさい」的な博愛を持ったもののようです。
今回に限らず被害にあった人達にはお悔やみの言葉、犯行を起こしたものへは怒りしかありません。
しかし、空爆による報復などを繰り返していたら、同じレベルか「倍返し」的な報復が待っていることも簡単に予想できます。
「根こそぎ叩き潰せば大丈夫」という声もあります。
そうでしょうか?
そんなことは不可能なのではないでしょうか?
マハトマ.ガンディーは言っています。
「暴力によって得られた勝利は敗北に等しい。それはほんの一瞬しか続かない」
被害者のご家族やお仲間にとっては「成敗したい」に違いないし、私も自分がその立場ならそう思うんだろうと思います。
繰り返して億万の被害者を未来永劫増やし続けるより、ガンディーの唱える「非暴力」と「非服従」が平和へのキーワードのように思えます。
樋口誠