ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
 06‐4963‐3098 
 樋口誠

今、騒がれているアレ

2018年03月07日 02時12分36秒 | ちょっと休憩
例えば伊調馨さんのニュースをはじめとした「パワハラ」や「セクハラ」「アカハラ」等々・・・


「受けたほうが感じたなら、それが正しい」というのが今の常識です。


私の人生を振り返ってみると

あれはパワハラを受けてたんやなあ・・・

あ、あれはセクハラやったんかな・・・

ワインを教えているようで、ああいうのはアカハラなんかなあ・・・

というのは沢山思い当たります。

受ける側、やる側の双方です。

難しいですね。


だいたい、マスコミでやっている犯人捜しも実はパワハラと言えるかもしれません。



「受けた側が感じたなら、それが正しい」

これはサービス業にも当たる言葉です。


よくある表現ですが

「当店はアットホームで・・・」

「お気軽にお入り頂けます」

「マナーなんか気にしないでください。お好きなように食べればいいんです」


しかし「アットホーム」かどうか?

「お気軽かどうか?」

「お好きなように」って・・・


アットホームもお気軽もお客様が感じるものですし

好きなように食べるのが難しいから困っているお客様もいるわけです。


少し前の「浜ちゃん」の番組で「キム兄」が料理をする番組があって、その中で「浜ちゃん」が「お口に合いましたでしょうか?と言え」と言っていました。

まさにそこが肝ですね。


勿論、店の方針やポリシーがあってのサービスですが、上記「アットホーム」「お気軽」の文言を掲げて、その通りの店に出会うことはあまりありません。

だって、それはゲストの感想なのですから。


さてさて、そむりえ亭はどう思われているでしょうか?

「パワハラ」「アカハラ」同様に受け手は、店の想いとは逆さまの感想を持っているかもしれません。


あ、マイナスな気持ちで書いているのではありません。

前向きです。

まあ、しかし、私のような我儘なサービスをどう感じているのか?は毎日気になっているのは確かなこと。


それが楽しい飲食業です。


           樋口誠