実は私は一度も運転をしたことがありません。
免許もないんです。
そんな私でも高齢者の運転が危険なのは想像に難くありません。
と言いながら・・・
母は86歳まで伊賀の山中で暮らしていて車が無ければ買い物も行けず、当然の様に運転していました。
事故はありませんでした。
当時は認知ではありませんでしたし、足腰も元気。
しかし、耳が遠かったんです。
ですから、多分他の車のクラクションなども聞きづらかったんだろうと思いますし、近くにいる車のエンジン音も判らなかったと思います。
私より両親に寄り添っていた弟が「もう運転はやめて大阪に帰って」と堺に呼び寄せ一緒に暮らし始めました。
運転を辞めさせる、というのはそういう事なんだろうと思います。
ただ「免許を返納してくれ」では生活が出来ないんですもんね。
車の種類やタイプを云々することも一つの解決法なのかもしれませんが、実際のところ「そういう年齢」は介護も目の前。
お子様方が身近にいることが一番だと数年の間に確信しています。
いやあ、簡単なことではありません。
しかし、今後の高齢者激増は介護の仕事をする人口減と反比例。
そういう自分や弟は未婚で、勿論子供もいません。
つまり、足腰が動かなくなったら生活が出来なくなります。
母の手を引きながら歩いていて感じたことは高齢者は信号を渡るのも困難、だとも・・・・
昨今の事故のニュースはそれ(車問題)のみならず、今後の社会を考えるうえでの大事な事例。
私にも答えはありませんが「何かを考える」ことをやめないようにしたいと思います。
樋口誠
免許もないんです。
そんな私でも高齢者の運転が危険なのは想像に難くありません。
と言いながら・・・
母は86歳まで伊賀の山中で暮らしていて車が無ければ買い物も行けず、当然の様に運転していました。
事故はありませんでした。
当時は認知ではありませんでしたし、足腰も元気。
しかし、耳が遠かったんです。
ですから、多分他の車のクラクションなども聞きづらかったんだろうと思いますし、近くにいる車のエンジン音も判らなかったと思います。
私より両親に寄り添っていた弟が「もう運転はやめて大阪に帰って」と堺に呼び寄せ一緒に暮らし始めました。
運転を辞めさせる、というのはそういう事なんだろうと思います。
ただ「免許を返納してくれ」では生活が出来ないんですもんね。
車の種類やタイプを云々することも一つの解決法なのかもしれませんが、実際のところ「そういう年齢」は介護も目の前。
お子様方が身近にいることが一番だと数年の間に確信しています。
いやあ、簡単なことではありません。
しかし、今後の高齢者激増は介護の仕事をする人口減と反比例。
そういう自分や弟は未婚で、勿論子供もいません。
つまり、足腰が動かなくなったら生活が出来なくなります。
母の手を引きながら歩いていて感じたことは高齢者は信号を渡るのも困難、だとも・・・・
昨今の事故のニュースはそれ(車問題)のみならず、今後の社会を考えるうえでの大事な事例。
私にも答えはありませんが「何かを考える」ことをやめないようにしたいと思います。
樋口誠