ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

放任か?統制か?・・・ワイン編

2019年10月16日 01時20分28秒 | ワインの事
子供を育てるのに「放任か?」「統制か?」的なことが親御さんの間では問われるところだろうと思います。

恐らく答えは出ないのではないでしょうか?

どちらでも成功されている人はいますし、失敗?と思われる事例もあります。

いや「失敗」という言葉は適切ではないかもしれませんが・・・・


ワインも同様です。

保管する場所が酷いと目も当てられないことになりかねませんし、抜栓したあとも放置に耐えられないワインもあります。

しかし「ある範囲の中」での保管は教科書では✖でも意外といい結果になりますし、抜栓後に忘れていて一ヶ月でも精気を失わないワインもあります。


私の経験では冷たくても暑くても数度までの温度幅で一定であれば痛むことはありません。

また、白の酸のあるタイプのものは抜栓後、空気を抜いたり、不活性ガスのお世話にならなくても元気ですし、むしろ美味しくなっているものです。


逆に精密機械のように非常に丁寧に管理して抜栓後も気を使わないといけないワインもありますが、そんなに多いわけではないですね。

少なくても殆どのワインは「少しの放任」で存在感を増します。

私には子供がいません(独身ですから当然ですね)ので無責任な事は言えませんが、知る限りでは放任のほうが活発に育っていていいな、と感じています。

「政治家になって世の中を変える」とか「世界に通用する頭脳で活躍する」とかいう人には違うのかもしれませんが・・・


あ、いやワインは「適当でいい」というのではないんです。

保管、保存は家でも難しくありませんし、抜栓後「もうダメかも」とシンクに流してしまう必要はないということです。

飲用温度や最適グラス、合わせる料理で「ありゃ?」ということもありますので、その辺はそむりえ亭でご確認ください。


PS:昨日のブログで書きましたように売り切れていた(と思っていた)くまモンが入っています。

  お入り用の方はどうぞお越しください。食事なしでも大丈夫です。


         樋口誠