ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

緊急事態宣言について

2021年02月03日 00時17分01秒 | コロナ
今回の延長は殆どの方が想定していたことと思います。

一応、期限は3月7日。

吉村知事は「2つの指標のどちらかが達成出来たら、途中解除も有り得る」と言っています。

ただ「7日間連続で陽性確認300名以下が続けば」は可能でも、「7日連続で重症病床率60%以下」はかなり難しいものと思われます。
なにしろ一昨日時点で重症病床率は72.9%なのです。

彼のいうには「どちらか」なのですが、オートマチックに解除となるわけではなく、その指標を基に「諮問委員会に上申する」ということです。

となると、そんなに簡単な解除は望めないと思います。

私としても一刻も早い解除が待ち遠しいのですが、少なくても2月下旬までに「いい線」に到達するかどうか、と読んでいます。


さて、今日はお休みをいただきます。

明日4日以降のお越しをお待ちしています。


       樋口誠

例えば恵方巻

2021年02月03日 00時09分36秒 | ちょっと休憩
クリスマス、バレンタイン、ハロウィンなど海外系の歳時記もすっかり定着しました。

いずれも日本での歴史は新しいものですが、クリスマスとバレンタインは私の子供の頃には既に賑やかだったと思います。

私は貰えませんでしたがバレンタインチョコは中学生の時に「あいつめっちゃ貰ってんなあ」的なことを言っていた記憶があります。

ハロウィンに関してはアメ村で店を始めた12年前はさほど賑やかではありませんでした。人気が爆発したのは10年程でしょうか?

いずれも「ソレらに纏わる業界が仕掛けた」のでしょうが、ま、そこに目くじらを立てることはありません。

海外ものでない所では「土用の丑」の鰻。

これも「鰻の旬は決して7月ではない」のですが、一節では平賀源内さんが「鰻業界の為に広めた」とか・・・

しかし、これも美味しい鰻を食するきっかけとしては大成功です。

さて、昨日の節分。

私の子供の頃から、ずっと「豆まき」と「鰯を食す」が定番でした。

すっかり成人して30歳を廻っても「恵方巻」というのは聞いたこともありません。(ちなみに私は堺で生まれ育ちました)

昨日、来店されたほぼ同年代の方も記憶がないそうです。(この方は大阪市内の育ち)

便利な世の中でネットで直ぐに起源が調べられますが、昭和の初期位までは「節分にそれをする」という記述は殆ど無いようです。

1995年にセブンイレブンさんが全国展開を開始するのですが、最初は広島だったと記されています。

ここ数年問題になった「恵方巻の廃棄処分」や、起源の一つとされる「色街で若い女性に頬張らせる」というのもイケていません。

もし、食すなら「まるかぶり」でなく「美味しい大きさ」に切り分けて無駄なくお願いしたいなと、ずっと思っています。

昨日は店でもアミューズ=お突き出しとして巻寿司をお出ししましたが、勿論「丁度良い大きさ」

「機嫌よう、イベント楽しんでんのに鬱陶しいこと言うな」と叱られそうです。

ごめんなさい。


          樋口誠