ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
 06‐4963‐3098 
 樋口誠

今日から5日間:クリスマスメニュー

2019年12月21日 02時50分37秒 | お勧めメニュー
今日21日~25日迄の5日間はクリスマスメニューでご用意しています。

肝心の予約状況ですが・・・

21日(土):いったん満席になりかけましたが、2組の空きが出てきました。

22日(日):充分空いています。

23日(月):満席になりました。

24日(火):私史上初めてイブの日に埋まっていない、という状況に驚いています。
      つまり空いています😢


25日(水):あと2組は大丈夫です。


ちなみにメニューは

ワイン7種(食後酒も含む)付き、18,000円(税込)

そんなに飲めない、という方にはワインの量と価格を調整いたします。

お苦手のある方は前日までにお知らせくださいまし。
(21時以降はコースを分解したアラカルトで対応させていただきます。)

まだ「クリスマスの予定が立っていない」という方は是非‼


5日間が終った26日はお休みとさせていただきます。


        樋口誠

甘口ワイン

2019年12月20日 02時39分20秒 | ワインの事
甘口と言っても多様です。

また人によって「甘辛」の閾値が違いますし、観念も違います。

しかし一応「甘辛の定義」的なものはありますので、それに沿うと1㍑辺りの糖度がポイントであることは間違いありません。

その中でデザートワインと呼ばれる「はっきり甘いワイン」も数タイプあります。

貴腐ワイン、アイスワイン、レイトハーベスト、陰干し、酒精強化ワイン、糖分添加(シャンパンの甘口など)などが考えられます。

それらは結構な甘みを持つものですが、造り方によって感じ方が違います。

何が良いのかはシチュエーションや温度、グラス、料理で変わることは他のワインと同じです。


ちなみに昔はデザートワインではない甘口は世の中に溢れていました。

ドイツのもの、ポルトガルのものがどこでも見かけられていました。

特に男性に多い「甘口は悪」的な考えも実は「むしろ男性が甘口を好んでいた」と私は感じていまして、だってコーラを「スカッと爽やか」などと言いながら飲んでいたのは「実は甘口で平気」なことの証左です。

併せる料理の幅も実は広いんです。

そしてデザートワインも美味しいものです。

そういう私も若い頃はあまり口にしていなかったのですが、今は好んでいたりします。

普通の料理と合わせても美味しいってこともあるんです。



ちなみに明日21日からの5日間はクリスマスメニューですが、そこの合わせる7種のワインの内の一種は食後酒です。

デザートに合わせますが、ここは皆様に好みをお聞きします。

2タイプの甘口ワインとブランディ2タイプの計4種からのチョイスです。

もし「そういえば甘口は避けていたなあ」という方は是非チャレンジしてください。


と言いながら今日20日は満席です。御容赦くださいまし。


           樋口誠

実は12月なのに「アレ」です。

2019年12月19日 00時37分22秒 | 「ブログ見たでえ‼」
一昨日あるお客様から「20日に予約したい」とご連絡を頂きましたが、既に満席。

そのままお断りするのは残念でしたので「実は前日=19日が予約が無いんです」と無理にお願いをしまして・・・

で、「「アレ」扱いにさせていただきます」と誘導させていただいた結果、お越しいただく事になりました。

通常ですと、その方のご予約で「予約ゼロではなくなる」ということです。

つまり「アレ」の開催は無くなるところですが、ま、この一年の〆的な「アレ」もアリかなと思います。

ですので今日19日は「ブログ見たでえ‼」を開催することにしました。

今日は全てのグラスワインを300円引き、コースでの場合は一杯辺り250円引きでご用意いたします。

ついでにハモンイベリコを通常の半額程度の格安でお切りしますので併せてお楽しみください。


ちなみにご案内の様に20日、23日、29日は一杯になっています。

他の日は空いていますので宜しくお願いいたします。


            樋口誠

唄は世につれ、世は唄につれ

2019年12月18日 02時24分46秒 | ちょっと休憩
昔からよく聞く話です。

唄は世相や時代を表すわけですが、唄が時代を造るということもあるのだろうと思います。

少し違うかもしれませんが「あの歌を聞いていると、青春のあの時を思い出す」ってことはよくあります。

逆に「〇〇という作業をしていると頭の中で誰それの曲がリフレインする」ということもあります。

私の場合、後者が多いように思います。

唄があって何かを思い出す、というのもあるにはありますが脳内は意外に冷静で、行動に伴って唄が浮かぶ場合は深く入っていく感じかなぁと・・・・


かつても書きましたが、父母が堺市鳳の弟のマンションにいた頃のこと、駅からの道を歩いていると中学生の頃に叔父の家で聞いたちあきなおみさんの「喝采」が浮かび、そして私も中学生に戻ってしまいます。

休み日の夕方に西に向かって顔をあげた時に夕陽が見えると「しぼったばかりの~、夕陽のあ~かが~」と拓郎さんの「落陽」が聞こえてきます。


しかし「喝采」も「落陽」も家でYouTubeで聞いても、その情景は浮かばないのです。

私だけでしょうか?


あ、感傷的になっているわけでもないんです。

私の場合、そういう想い出を食事とワインを通じて皆様に提供できるのだろうか?

唄は無いけれど、ある種のワインを口にしたお客様がその頃のご自身の何かを思い出されるとか、料理の香りを嗅いだ時に人生の契機を浮かべるとか・・・・

今のところ、そんな立派な仕事をしている自信はありません。

表題の「唄は世につれ、世は唄につれ」とは離れた話になりましたが、ふと帰りの自転車で感じた備忘録です。


          樋口誠

まさに「年末年始」のスケジュール再掲

2019年12月17日 01時44分53秒 | スケジュール
師走も半ばを過ぎました。

改めて年明けまでのスケジュールと予約状況をご案内いたします。

【休み】
12月18日(水)、26日(木)、30日(月)
1月5日(日)
休みの日にご予約やお問い合わせはFBメッセンジャーが便利です。(お急ぎでなければPCメールも可)


【予約状況】
12月20日、23日、29日はほぼ満席

12月28日は貸切。一般営業はせずに閉店いたします


他の日は充分空いています。

【メニュー】
12月21日~25日の5日間はクリスマスメニューのご用意です。

21時以降はコースをばらしたアラカルトがご用意できます。

12月31日(大晦日)~正月4日も営業しています。
この5日間は3種(品数の違い)のコースのみ。
一回転のみの営業で、22時ラストオーダー、23時には閉店いたします。


お出掛けのご参考にして頂ければ幸いです。


         樋口誠

今晩も・・・

2019年12月16日 01時52分37秒 | 日記
帰宅後、点けたテレビでは戦時中のモンゴル抑留兵士の悲惨さを扱ったドキュメンタリーが放送されていました。

私の場合はいつも深夜ですので再放送ですから、既にご覧の方も多いのだろうと思います。

こういう番組を見かけると最後まで見届けようと決めています。

「戦後生まれの自分の脳に焼き付けたい」のです。

父母から沢山聞いていますが、それでも何度聞いても、見ても、その悲惨さを一瞬忘れてしまうものです。

そこで抑留されていたある一人は、その場で両足を切断するような悲惨な目にあっていましたが、後にモンゴルで子供達を支援する施設を立ち上げて「ストリートチルドレン」を立ち直らせています。

戦争は悲惨、しかし「助け合う」ことの重要さを様々な場面で物語るドキュメントでした。


先日亡くなられた中村哲医師もそうでしたが「大変なところで地道に活動する人がいる」ということに光を当てないでどうするのか?

「相手を倒す」ではなく「相手と助けあう」

いつも自問自答ですが「樋口ならどうする?」を問いかけられた番組でした。


            樋口誠

どのスポーツも・・・

2019年12月15日 02時07分44秒 | ちょっと休憩
来年に控えたオリンピックの代表選考レースで熱い戦いの真最中です。

特に卓球女子などは子供のころからの健気な姿を見ている選手が多いだけに心情的に苦しく感じている人も多いんでしょうね。

どのスポーツも同じような切磋琢磨があるわけですし、マスコミが取り上げる選手だけにスポットライトが当たるのは私は好きではありません。

ですので、卓球などの様にポイントで決着がつくのは公平ですし、「仕方ない。選ばれた人が頑張って」という気持ちに切り替えて応援できそうです。

私はオリンピックを全て肯定という派ではないのですが、選手に罪はありませんし、やる限りは応援したいと思います。

まずは国内レースを勝ち抜いて頂きたいと思います。


さて、そういう私達の仕事にもコンクールなどがありますが、まずは仕事の現場で「勝ち抜く」=「お客様に満足を与えて、しかも利益を得る」が大事な戦いです。

年末は忙しくなって「ついついおろそか」な部分が出がちです。

そこを修正することが大事な時期だと「石川佳純VS平野美宇」の切磋琢磨に思い知らされたオジサンの冬です。


       樋口誠


アンディエンヌ

2019年12月14日 02時37分18秒 | 食・レシピ
今月の仔羊料理はココナツミルクにマドラスソースの香り=カレーの香りです。

「え、フレンチにカレー?」という人も時にいらっしゃいますが、フレンチの醍醐味はフランスを囲む四方八方からの食材やスパイスを使うことと考えれば不思議ではありません。

私の知る限りカレーの香りがするように仕立てれば「アンディエンヌ」=「インドの・・・」という形容になると習いました。

毎年どこかのタイミングで登場しますが、これがまた従業員泣かせなんです。

って、まあ、簡単に言えば「あまりの香りのよさにお腹が減る」んです。

もう既にご存知、若しくはご自身でも実践されている方も多いようですが、カレー風味にはゲヴルツトラミネールがやたらと合うんです。

或いはそれに近い甘み「感」やフレッシュさのある白でもいいですね。

「肉には赤とは限らない」の見本のような料理です。

「いやいやぁ、やっぱり赤やで」という方には是非体験いただきたい一品です。

クリスマス(21日~25日)を除く12月の営業日にはお出ししていますのでお試しください。


           樋口誠

ラベル

2019年12月13日 02時14分18秒 | ワインの事
ワインの場合、ラベルと言わず「エチケットと言え」なんて言われますが、ま、ラベルでいいですよね(笑)

そのラベルも何万、何十万でも数えきれない数のワインで各々のワインを彩っています。

私の歴史の中で思い出しても本当に驚くほどのバラエティです。

というか、ラベルが無くて瓶に直接プリントされていたり、瓶の内側にデザインがされていたり・・・

クラシックなデザインであったり、奇抜なデザイン、色使いであったり・・・

最近、多くなったのは「手書きの絵」や「走り書き」的な文字であったりです。


「ラベルに造り手の想いが映し出される」などと言いますが、多分そうなんだろうと思います。

しかし、こういっちゃなんですが私はそれを敢えて考えない様にしています。

「想いに絆(ほだ)される」と色々雑念が入る気がするのです。

勿論、中には無茶苦茶入り込むこともあるんですが・・・・


私がラベルに望むことは消費者に判りやすいことです。

ごく少量生産で一般に出回らないものは別にして、商業ベースに乗っているものは、ラベルを見て(ある程度)味わいの想像が出来ないと一般消費者は困ります。

ソムリエや店の人が説明できる場所で消費されるものは「伝える」ことが出来ますが、酒屋やスーパーなどの棚の前で「これ、どんなんやろ?」と思っても「聞けないっ」って人は少なくないですし、沢山のワインを置いていても店員さんも知らないことが多いんです。

細かな味の説明をラベルに書くと煩くなってしまいますが、せめて産地が読み易いとか葡萄品種が判るとかは欲しいなと感じています。


な~~んて言いながらラベルのバラエティがあることは私も楽しく感じて仕事をしています。

先述の「想い」は勿論、「時代」とか「コスト」とか色々思い浮かべながら(笑)


皆さんも「ラベル」を少し眺めてみてください。


      樋口誠

スピード

2019年12月12日 02時44分36秒 | サービス
仕事は遅いより速い方がいいわけですが、必ずしも速いことがいいとも限りません。

飲食店の場合、お客様の望む時間通りか、許容範囲内で商品がサーブできなければなりませんが、「その料理はもう少し後で」という場合もありますので「必ずしも」なわけです。

しかし、我々はスピードを出せる準備はしなければなりません。


皿やグラスを用意する速さや料理を運ぶ足の速さetc・・・


それよりも大事なことは「ゲストの要望を察知する方法を知る」ことです。

先輩や上司はそれを教えないで精神論に終始してはなりません。


私にも充分に出来ている自信はありませんが、「少し」は方法を身に着けています。

「長くやっていれば身に付く」ものではないんです。

教えてもらったのです。

どうぞ大事な後輩や部下を持つ方は「まずは自身で」それを身に着けててください。


100ピースのうちの2,3ピースなら私にもヘルプが出来ます。

お尋ねください。


        樋口誠