つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

佐久に行く

2016年01月06日 | 徒然に、


旦那さんが若い頃、これでもかこれでもかというほどお世話になったママさんがいる。はい、呑み屋のママさんです。

文学座のアトリエ近く、10人もはいったらいっぱいになる小さなお店でした。
お酒もですが毎日築地に買い出しに行く新鮮な材料を使った肴、いえおかずが絶品で、
旦那はお金が無い時でも、腹いっぱい食べさせてもらったようです。
私と一緒になると決めた時も、つけが結構な金額であったのですが、ご祝儀よと言ってチャラにしてくれたのです。

そのママさんが年取ったからと繁盛していた店をたたみ、うまれ故郷にもどられたのはかれこれ10年前。
そして昨年心臓の手術をしたと聞いて、元気なうちに会いに行かなくちゃと、一念発起、

レンタカーを借りて長野県佐久市に向かった。

天気に恵まれて、もう本当に絶品な風景が続きました。





ママさんは、心配ないのよ~と、

昔通りの様子で迎えてくれました。
泊まらずに帰ると言ったらゆっくり呑めると思っていたのにと、
あれも持って行けこれも持って行けと、
とうとうトランクと後部シート全てにお土産を積み込んでもらった。

旦那はこんなに可愛がられていたんだと、改めて見直してしまった。

うちの旦那様、稼ぎは悪いが、性格は天下一品!

また来るからと約束をして、家路についた。



往きには写し損ねた富士山が、
帰りは何とかひっかかってくれた。

遠くの山影が富士山です。
コメント (2)
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