つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

7月の本

2021年08月01日 | 本・・・

7月の読書メーター
読んだ本の数:28
読んだページ数:4194
ナイス数:74

婚活食堂婚活食堂感想
これは気軽に読める方の本でした 元占い師がその神通力を失ってのおでん屋という設定が面白かった ときおり見せるセーラー戦士のような光に楽しくなった これもシリーズのようだ 順に読んでいきたい
読了日:07月31日 著者:山口 恵以子
海のむこうで海のむこうで感想
小づくりという言葉は当てはまらないのだろうか?ちまっと並んだ丁寧な絵がうずうずとさせる エリックカールのおおらかな本を読んだ後だったので印象が強かった
読了日:07月31日 著者:M.B.ゴフスタイン
ありえない!ありえない!感想
ありえないけれど、ありえそうな感じが気が付いて笑える エリックカールの明るいのびのびとした色使い 気分が明るくなる いいなあやっぱり!!
読了日:07月31日 著者:エリック・カール
いっしょならいっしょなら感想
何の気なしに手に取った どうやらコロナ禍に耐える人々の様子を描いたものと見当はついた でも、コロナが無くてもなにか伝わるものがある一冊で、この絵好きです 頁一面に人の様子を描いたところなどジンときた この読書メーターでこういう本と知り驚いた  念のため貼り付けておきます https://news.allabout.co.jp/articles/p/000000005.000040706/ オリンピックのように拝金主義が目立つ、そんな意識の中から生まれたものでないことを、良書であると信じている
読了日:07月31日 著者:ルーク・アダム・ホーカー
ぼく モグラ キツネ 馬ぼく モグラ キツネ 馬感想
児童書というには文章の多い、たやすく読めるかというと大人でもそうではなく、出会う仲間が増えるたびにじっくりと腰据えて嚙み締めなければならず、読みこなすのに時間が必要な本だと思う しかし、自分の内面に深く深く潜っていくような思考が動き、読み終わった後になんとも言われぬ漂う感じがある 傍に置いてまたゆっくり読みたい一冊だった
読了日:07月31日 著者:チャーリー・マッケジー
あんなに あんなにあんなに あんなに感想
子育てからはなれるようになりかなりの年月が経つ私のこの頃の賀状の一文は「家族の形がまたかわります」家族の形は始終変わるものなんだというのがここ10年ほどの実感です 「禍福は糾える縄の如し」も子育ての中で得たものですが、これはまるごとそうだよと言ってくれた本でした
読了日:07月31日 著者:ヨシタケシンスケ
毒母ですが、なにか (新潮文庫)毒母ですが、なにか (新潮文庫)感想
軽く読める作家とラベルを貼ってしまっていて、気にせず読み出し、あらららそうきたかああと一度読む手を止めました でも、とにかく徹底的に毒母へ走る母親の滑稽な姿が徹底的に描かれていて爽快感があった わが身を振り返り気を付けようと思った次第です
読了日:07月31日 著者:山口 恵以子
おやつが好きおやつが好き感想
おやつを食べる習慣のない私は、作家は結構甘いもの食べるんだと感心しました 頭を使う仕事だからかな??しかし、高級菓子ばかりだなあ、池波正太郎からという話になるほどと思った 
読了日:07月31日 著者:坂木 司
やまんばあさんとなかまたちやまんばあさんとなかまたち感想
やまんばあさん最後の一冊 290年ぶりに会う仲間たちの印象がやまんばあさんに負けずに強烈で、最初に感じたやまんばあさんの激烈に元気で明るい印象が薄れてしまったのが残念 でも面白いと感じながら最後まで読破することができた
読了日:07月31日 著者:富安 陽子
クロのあたらしいうち (児童書)クロのあたらしいうち (児童書)感想
図書館で手にした 捨てられて、拾われて、という物語はいろいろある 幸せになってくれと新しい一冊を手に取るたびに思う クロは自分で逃げ出して信頼できる人と出会った よかった
読了日:07月27日 著者:エマ・チチェスター・クラーク
ナビル―ある少年の物語ナビル―ある少年の物語感想
大好きなバンサンの一冊 流れるように描かれるクロッキーのような絵 一枚一枚が、そこに被写体がいて、その場でデッサンしたかのようなしっかりとしたもので、表情も汲み取れる  凄いなあ  ピラミッドに歩いて行った少年ネビルも凄いが、見ているものにそこにいるかのように感じさせるバンサンの筆の力に感動している
読了日:07月25日 著者:ガブリエル・バンサン
環境破壊モンスターから地球を救おう!環境破壊モンスターから地球を救おう!感想
図書館で出会った これいい!辞典のようにすべてのことをモンスターに置き換えて説明している 私のように中途半端な知識やうる覚えのものにとってはとっかかりやすい一冊だ
読了日:07月25日 著者:マリー・G・ローデ
ちんろろきしし (福音館の単行本)ちんろろきしし (福音館の単行本)感想
シルクスクリーンの作家としてしかしらず、この絵本にびっくりした 意味不明な音の羅列に絵を当てはめている 絵描きからしたらこの感性は語り前のものだが、本からしたらびっくり仰天だな??それにしてもこの"絵"は本物なんだな、本物だからどんな言葉、文字の羅列にもこたえられている 見事だ
読了日:07月25日 著者:元永 定正
希望の図書館 (ポプラせかいの文学)希望の図書館 (ポプラせかいの文学)感想
3年ほど前に「ニューヨーク公共図書館」という映画を観た 読み書きに関して日本の教育制度は効果を上げているから、地域にかかわろうとする図書館の姿に驚いた 差別によって閉ざされる教育の機会の歴史が根深いかの地で、学びたいという子どもの要求は止められないし、育てていきたいヒカリなんだと感じた
読了日:07月25日 著者:リサ クライン・ランサム
おんな 立ち止まらない女性たちおんな 立ち止まらない女性たち感想
図書館でぺらぺらとめくり眺めたら、そのうちじっくりゆっくり見たくなった 女性の変遷が伝わってくる 変わったんだなあ…けどまだまだだなあ 昔の日本の女性が持っていた良さを男性はあきらめきれないんだと改めて思った 「おとこ」はないのかな?ああ、これがやっぱり日本の男女差別の現状なんだと感じた  
読了日:07月25日 著者:
あじのひらき (福音館の幼児絵本シリーズ)あじのひらき (福音館の幼児絵本シリーズ)感想
なんかすごおく感動した!アジの開きがですよ!あの開かれておっぴろがった姿のアジの開きが当たり前のように表情を替えずにひらひらひらひら野を越え山越え飛んでいくというか、空を泳いでいく!あっけにとられているうちに最後は美味しく食べられてしまうので、あのアジの開きと思うのだが、いやあ面白い一冊に出会った
読了日:07月24日 著者:井上 洋介
トンネルの森 1945トンネルの森 1945感想
「アーニャはきっと来る」に続いて、近くに寄ってきた戦火に辛い経験を重ねた話が続いた たまたまだったが、本に呼ばれた感が強い 切ない 否応なしに翻弄されていくが、そのどうしようもなさが不思議な出来事や感覚を導いて、ふわふわとしたたまらなさがあった 戦争はいかんです
読了日:07月23日 著者:角野 栄子
アーニャは、きっと来るアーニャは、きっと来る感想
スペイン国境の村が経験した第二次大戦 目の前に置かれた現実 命を繋ぐことを全員でやった村があったんだ 少し目こぼしした老ドイツ兵がいたんだ ヒトラーが存在した悪夢を思った アーニャが来た時、アーニャを待った人が捕まってしまっていた また待つんだ そしてきっと来る んだと思う
読了日:07月23日 著者:マイケル モーパーゴ
死ぬまでに一度は訪ねたい東京の文学館死ぬまでに一度は訪ねたい東京の文学館感想
知らない文学館がたくさんあった 建物に魅力のあるものも多く、コロナがおさまったら、ぜひ見てまわりたい 研究者の方の頑張りを心から期待する
読了日:07月22日 著者:増山 かおり
恋するハンバーグ 佃 はじめ食堂恋するハンバーグ 佃 はじめ食堂感想
シリーズを読みたいと思っていたが、たまたま手に取ったものが2作目だった ラッキー!これもさくっと読めて楽しかった 順々に読んでいこう!
読了日:07月22日 著者:山口恵以子
はじめての木彫りどうぶつ手習い帖はじめての木彫りどうぶつ手習い帖感想
この人がまだ無名の頃、若い才能のある彫刻家がいると奈良美智さんのブログで読んだことがある この人デッサンがものすごいのです 小さなギャラリーで開かれた個展を観に行った その時よりも随分と腕をあげたように思う 先ほど本屋に行き情熱大陸に取り上げられたと知る ああ、まだまだ伸びる作家だな 追いかけ続けようと思った7
読了日:07月16日 著者:はしもとみお
カモメに飛ぶことを教えた猫(改版) (白水Uブックス)カモメに飛ぶことを教えた猫(改版) (白水Uブックス)感想
「ルドルフといっぱいあってな」みたいなことって、いろいろな場所で、国で、実際にそれっぽいことってあるんだろうなあ…飛び立ったかもめにじんわり来た
読了日:07月12日 著者:ルイス・セプルベダ
東京映画館 映画とコーヒーのある1日 (キネマ旬報ムック)東京映画館 映画とコーヒーのある1日 (キネマ旬報ムック)感想
東京に拠点を移して2か月 コロナのおかげでどこにも行けていないが、うわあ、こんなにたくさんあるんだと嬉しくなった いつか気ままに行けるようにそんな夢を見ながら読んだ 楽しかった
読了日:07月10日 著者:
食堂のおばちゃん (ハルキ文庫)食堂のおばちゃん (ハルキ文庫)感想
軽く読める本がいいと思っていて吸い寄せられるように手にとった なかなかできるおばちゃんとおばあちゃんと、ころころと読めて楽しい時間を過ごした 続巻がたくさんあるようなのでそちらも読んでいこうと思う
読了日:07月10日 著者:山口 恵以子
名人名人感想
梅佳代さんの本領発揮の一冊 そこに梅佳代がいる!そんな感じの写真に、文章に、技だった いい本だ
読了日:07月09日 著者:梅 佳代
絵本作家のアトリエ3 (福音館の単行本)絵本作家のアトリエ3 (福音館の単行本)感想
どの作家の話も面白くて、こんな風に考えているんだと制作の場を盗み見したような、ああ絵本を並べて読みたかったなあ…どれもこれもうる覚えで残念だった
読了日:07月09日 著者:福音館書店母の友編集部
やまんばあさんのむかしむかしやまんばあさんのむかしむかし感想
どこかにある昔話を思い出すが、そこはまんばあさんのむかしばなし…とんとんとリズムよく話が進み楽しかった
読了日:07月08日 著者:富安 陽子
やまんばあさんの大運動会やまんばあさんの大運動会感想
元気が良くて、まっすぐで、おなかの底から笑えた
読了日:07月06日 著者:富安 陽子

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コメント (2)
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