旦那様が「ミッションインポッシブル観に行かなくちゃ」と言った
へええ、と思った
このシリーズ 1作目と2作目は観たのだが、そのあとはとんと遠ざかっている
シリーズだけど、途中観ていないことをあまり心配せずに出かけた
ふむ…ちょっと甘かったかなあ…登場人物でよくわからない人があちこちに、
それを説明してもらえないから少し不満はあったが、
そんな状況でもまず娯楽映画としてとても楽しんた
亡くなった母が「スパイ大作戦」が好きでよく観ていた
テープレコーダーから煙が上がるのがすごいと思っていた
そんなことを思いながら近頃の映画としては長尺のこの映画が、
今やっているテレビドラマを思い浮かばせた「VIVANT」
私はこのドラマの演出方法が鼻について、面白いと感じられずにいる
「ミッションインポッシブル」を観ながら、
ああ、「VIVANT」の人たちは「ミッションインポッシブル」みたいなドラマを作りたかったんだなあ
と、思ったら、なんだかほわっとした
好みの問題だろうが伏線は伏線とわからずに物語が進んだ方が、
あとから伏線だったとわかったときの満足度がたまらないし、
その方が品がいいし、粋だと私は思う
「スパイ大作戦」はその面は特にさっぱりしていたと思うので、その流れだろう
「VIVANT」は奥歯にものが挟まったようにもったいぶって物語が進む
すべてに隠された何かがあると思わせぶりな演技、構成にいらいらしてくるのだ
「ミッションインポッシブル」のあっけらかんとしたさまに、
知らない登場人物がいても心から楽しんでいる自分を感じて、
こういう方が好きだなあと思った
「ミッションインポッシブル」まだ続くようだ
次回作が日本に来たら、と思うとちょっとワクワクしている