次女がかかわった映画がついに上映が決まったというので出かけてきました
場所は下北沢 時間はマチネー最後の回のみ
自主制作の映画 このお初の上映での動員次第で全国どのように回せるかがきまるんだそうな…
なので、ちょいと遅い時間でじじとばばには面倒だったが、
頑張って行ってきた
面白かった
潤沢に資金があり制作しているものと違い、カメラの台数も決して多くはなく、
ロケする場所も限られてくるのだろうが、
それでも創意工夫がまっとうにされていて気持ちがよい
物語も面白かった
津田寛治さんが出ていた
やはりとびぬけてうまい 見ごたえのある芝居だった
上映終了後開かれたトークショー
1週間の上映期間中毎晩行うようだ
初日に津田寛治さんが来たらしいのだが、チケットを取ろうとしたら満席だった…残念
20年前に演じられた舞台が原作なのだそうな
当時と違い通信機器が異常に発達し、芝居にリアリティを持たせるのに腐心したそうだ
プロディーサーが、
「20年前映画を作るとなったら、本屋に行き、図書館に行き、新聞を読み、
とにかく足で探さなくてはならなかった
ロケ地も見て回らないとならなかったのが、今はスマホ一つで解決してしまうことが増えた」
監督・主演を務めた橋本一郎さんも
「スマホがない時代、電話をかけたいときは、電話を探し、店屋に頼み込み、…という物語があった
今は全員がスマホを持つ時代、物語を差し込む間がない」
なるほどと思った
原作となった舞台脚本 きっと舞台はボロアパートの一室
そこを出たり入ったりする理由が、電話がないことで必然性があったんじゃないか
そういうことを想像したら面白そうだと思った
下北沢から始まったこの映画、日本全国の人が観るといいな
それは本当に夢のような出来事だと思う