よんどころない理由で飛んで行った稚内はあいにくの雨
今回は奮発して羽田から直行便で稚内空港まで、
ただでさえ気温が低い土地なのに、追い打ちの冷たい雨にありったけの上着を着て、
万が一と用意していった手袋をはめた

空港からバスを乗り継いでたどり着いた稚内駅

人気のない街中は寂しい限り
これだけは見ていかないとと線路の端っこを探しました



おおおおお、北の端っこ…たまらないですなああ
よんどころない理由から観光に使えるのはこの日のこの時間だけ
荷物を預けて、傘を差しながら駅舎を出た
稚内は当然ながら車社会 路線バスもかなりの頻度で走っているようだが、
眼中になく調べてこなかった
歩いて行ける範囲で良しとしようと考えていたから、ぼつぼつと歩き始めた
歩いて10分 稚内北防波堤ドーム




観光バスが停まっていて、観光客がいた
犬の散歩に来ている人もちらほら見受けられた






400メートル余りの防波堤内を行って帰って、樺太航路のことを思った
サハリンにつながる場所なんだな…数年前に訪れた地を思い出した
サハリンの人たち、今はどんな状況なんだろう?
また気軽に行き来できる関係に戻ることができるのだろうか??
そこにある隣国に複雑な気持ちになるのは悲しい現実です
歩いて行ける範囲で次は、稚内公園にチャレンジした
ここも本来なら車でえいやと登り、晴れていれば樺太まで見えるという風光明媚な場所
氷雪の門や、いろいろなモニュメントもたくさんあるというのだが、
とにかくあいにくの天気

桜が雨の中 迎えてくれた




山の上から流れ落ちてくる雨水に耐えかねて、
遠くに先ほどみた北防波堤ドームが見えるこの場所で引き返すことにした

次の機会があれば再訪したい
この日の泊りは南稚内…駅まで戻りバスセンターでバスの乗り方を尋ねた
JRは夕方までないんです
つづく