「モンガに散る」★★★★☆かなり好き
イーサン・ルアン、マーク・チャオ、
リディアン・ヴォーン 、クー・ジャーヤン 出演
ニウ・チェンザー監督、
141分、 2010年12月18日公開
2010,台湾,ブロードメディア・スタジオ
(原題:Monga )

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「1986年、台北一の繁華街モンガは
商業地区として繁栄する裏で
多くの極道組織が覇権争いを繰り広げ、
抗争の絶えない街だった。(ぴあ解説より)
この映画は実は昨年の12月の今頃、劇場で見た、
感想を書けずにDVDを見直したことで
やっと書くことにしたが
やはり劇場で観たばかりの、あの興奮は
DVDに収まってしまうと全然違って感じる
けれどこの熱い作品に出合えたのは幸運なことだ」
台北のモンガに引っ越してきた高校生のモスキートは
モンガで権力を持つ極道の親分の一人息子のドラゴンと
その兄貴分的なモンクに見込まれ
彼らのグループに加わる、
ケンカやタバコ、ワルと言ってもその程度の
高校生のグループの青春物語、
彼らの飛び抜けて明るい笑顔と
モンガという街の雑多なゴチャゴチャ感が
ただただ眩しくそして魅力的に映る。
やはりこの映画の舞台はここじゃなきゃ
ダメなんだ、そう感じさせてくれる。
小さな街、車が一台通るのがやっとの
狭い商店街、歩けばそこらじゅうで顔見知りから
声をかけられる、
親分の息子とそのグループは
次第に自分達もその水になれていくことを
自然に受け止めている。
そしてそれは悲劇の始まりでもある。
大陸から極道一派が提携をもちかけ
台湾のプライドにかけてもそれは出来ない相談で
ただその強大な勢力を見過ごすこともできず、
そんな時、ドラゴンの父親である親分が殺される、
誰が手をまわしたのか
錯綜する思惑
ただひとつ守りたいものを守った男と
守ろうと立ち向かう男。
駆け寄り、追い詰めながらも
引き金を引けない男
それを分かって決断を促す男、
ふたりのかつての輝くような笑顔が浮かぶ
残酷なことだ
その無残にも厳しい現実を描きつつ
どこかに夢物語を感じさせる映画だった。
何かに叫びたい気持ち
やり場のない怒りや悲しみ
どれも誰かに何とかしてもらうことじゃない
他の誰でもない
自分自身で決め、自分自身で決着つけること
その残酷さを見せつけながらも
どこか甘美な雰囲気を見せてくれた秀作
無骨で荒削りなところはあるが
何か大切なものを感じさせてくれた。
★100点満点で85点★
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「九月に降る風」永遠に続きそうだった、あの夏2009年10月11日(日) 0時09分
「九月に降る風」★★★★←
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イーサン・ルアン、マーク・チャオ、
リディアン・ヴォーン 、クー・ジャーヤン 出演
ニウ・チェンザー監督、
141分、 2010年12月18日公開
2010,台湾,ブロードメディア・スタジオ
(原題:Monga )

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「1986年、台北一の繁華街モンガは
商業地区として繁栄する裏で
多くの極道組織が覇権争いを繰り広げ、
抗争の絶えない街だった。(ぴあ解説より)
この映画は実は昨年の12月の今頃、劇場で見た、
感想を書けずにDVDを見直したことで
やっと書くことにしたが
やはり劇場で観たばかりの、あの興奮は
DVDに収まってしまうと全然違って感じる
けれどこの熱い作品に出合えたのは幸運なことだ」
台北のモンガに引っ越してきた高校生のモスキートは
モンガで権力を持つ極道の親分の一人息子のドラゴンと
その兄貴分的なモンクに見込まれ
彼らのグループに加わる、
ケンカやタバコ、ワルと言ってもその程度の
高校生のグループの青春物語、
彼らの飛び抜けて明るい笑顔と
モンガという街の雑多なゴチャゴチャ感が
ただただ眩しくそして魅力的に映る。
やはりこの映画の舞台はここじゃなきゃ
ダメなんだ、そう感じさせてくれる。
小さな街、車が一台通るのがやっとの
狭い商店街、歩けばそこらじゅうで顔見知りから
声をかけられる、
親分の息子とそのグループは
次第に自分達もその水になれていくことを
自然に受け止めている。
そしてそれは悲劇の始まりでもある。
大陸から極道一派が提携をもちかけ
台湾のプライドにかけてもそれは出来ない相談で
ただその強大な勢力を見過ごすこともできず、
そんな時、ドラゴンの父親である親分が殺される、
誰が手をまわしたのか
錯綜する思惑
ただひとつ守りたいものを守った男と
守ろうと立ち向かう男。
駆け寄り、追い詰めながらも
引き金を引けない男
それを分かって決断を促す男、
ふたりのかつての輝くような笑顔が浮かぶ
残酷なことだ
その無残にも厳しい現実を描きつつ
どこかに夢物語を感じさせる映画だった。
何かに叫びたい気持ち
やり場のない怒りや悲しみ
どれも誰かに何とかしてもらうことじゃない
他の誰でもない
自分自身で決め、自分自身で決着つけること
その残酷さを見せつけながらも
どこか甘美な雰囲気を見せてくれた秀作
無骨で荒削りなところはあるが
何か大切なものを感じさせてくれた。
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