PC遠隔操作事件で別件逮捕された被疑者に検察が起訴を認めず、警察が再逮捕した。江川詔子女史によると担当弁護士は警察の対応に注文をつけた。この報道はTVでも報道された、しかし同時にマスコミへの対応に注文をつけたそうだが、この件を報道するTVはあったのか?私が見た限りTV各局のニュースで報じられた形跡はない。これが現在のマスコミの姿勢だ。自分たちへの批判は切り捨てる。これが「編集権」なるモノの正体である。正に「何様のつもりだ」との批判がネット上を駆け回るが、デジタルディバイドの良い事例であるが、この件はネットを扱えない老人たちは知らない。知る術がない。
しかし、ネットを行う年齢層が上がるに連れてTV離れは益々顕著になるであろう。この自己に甘いマスコミの姿勢は、バラエティや音楽番組をはじめ薬物汚染の芸能人を直に復帰させる。執行猶予中で復帰させるとは、少々甘すぎると言われても仕方がないのではないか?視聴率のためなら国連決議もこの様に軽く扱うと言う証拠であろう。ネット上ではこの状況を毛嫌いする日本人が意外に多かった。
思想的な問題点は各個人の自由であるが、薬物犯罪者の取り扱いや自己への批判の切り捨てた報道などTVへの信頼が大きく揺らぐのを避けられない。