社会科学上の不満

政治・経済上の不満のハケ口(左翼出入り禁止)
外交と防衛、歴史と現状についての不満のハケ口。(観念論の方は出入り禁止)

注視せよ、全人代を

2013-03-07 00:00:05 | 外交と防衛

 中国で全人代が始まる、これで正式に習近平体制へと権力が移譲される。ここでの動きに注意が必要である。近隣諸国や日本との関係、尖閣問題等の諸問題、最早隠せない大気汚染などの環境問題、相変わらずの官僚の汚職、共産主義ではないはずの格差問題が議題のようだ。ここでの発言が中国の今後を示す。日本の国会と違い、その発言には命が懸かっている。その一環で新幹線事故の鉄道省が解体されると聞く。

 習近平氏は来日経験も渡米経験もある。ある程度国際法を遵守する現実路線を進んで頂きたいものだ。中国が勝手に宣言する大陸棚の延長 線上を領海とするなど、中国のためにはならない。日本企業は最早チャイナリスクをイヤと言うほど認識してしまった。

 米国が共和党政権であり、経済的にも良好であれば、ノビタ君を守るジャイアンとなってくれるのだが(ノビタ君はジャイアンに苛められるが危機に際しては守ってくれる)。民主党のオバマ政権では、そうはいかない。国際社会にはドラエモンはいない。自分で自分の身を守る他はない。

  しかし日本のマスコミは親中でアテにならない。ネット上の外電やニューズウィーク日本語版等で情報を個人的にも収集するしかない。新聞で中国に関する記事がアテなるのは、日中記者交換協定から外されているサンケイ新聞ぐらいだ。

コメント
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