民主党が「中国艦船への遠距離監視」を防衛省と海保に指示していた。政権に就いて自らが主張していた、自衛隊の縮小(反対を未だに喚いていた議員もいた)に大きく現実は反していた。旧社会党にしろ民主党にしろ、何も国際紛争的な問題がない平和な時が当り前と思っている。これは明らかに間違っている。その平和を維持するためには、労力とお金が必要なのだ。「外交で」とノタマウバガ。外交は力(軍事力や金の力)があって初めて有効に動くものだ。口先の「平和・平和」など念仏にしかならない。他の宗教の者からすると念仏は滑稽にしか聞こえない。同様に力のない「平和・平和」も他国からすれば滑稽に思える。
民主党の岡田氏が首相にこの件で噛み付いたようだが、民主党が安全保障に何も出来なかったと言うことを国民が身にしみて解ってしまった。どう言い繕うが説得力はない。
国民が国家に税金を納めるのは「生命と財産とを守る」からであり、安倍政権になり明らかに景気は明るくなった。また国防に対し期待も明るくなっている。組織崩壊を食い止めたいのは理解できるが、小沢一郎氏と袂を分けた時点で民主党の目はなくなった。現実の政治ができないと国民は受け取っている。
読売新聞のナベツネ氏が過去に自民党と民主党の大連立画策し費えたことがあった。その時小沢一郎氏は「余りも素人過ぎて、先ず政権に就く準備が必要」的なことを発言されたが正にその通りだった。評論家ではない、政治家は結果に責任を持たねばならない。