社会科学上の不満

政治・経済上の不満のハケ口(左翼出入り禁止)
外交と防衛、歴史と現状についての不満のハケ口。(観念論の方は出入り禁止)

大至急、R.O.Eの改正を

2013-03-20 00:00:37 | 外交と防衛

 北朝鮮がきな臭くなってきたが、今回のムスコはチキンレースは初めてである。果たして途中で止まることが出来るか心配だ。

 仮に戦闘状態となると、日本及び米国は韓国に駐在する民間人の引き上げに、先ず忙殺される。日本が一時避難所となる。これは誰でも予想できる。日本列島と朝鮮半島を旅客機が切れ間無く飛行することとなる。これを北朝鮮のMig29が見逃すであろうか?そう考える方は平和ボケも極まった方であろう。

 この旅客機の護衛を当然米国は日本に依頼する。空自のF15Jで充分Mig29は迎撃できる。しかしこれがそうは行かない。空自のパイロットのR.O.E.(交戦規定)には自分の正当防衛の規定しかない。航空機を守るためMig29を撃墜した空自のパイロットは帰還後、殺人罪で逮捕される。これが現在の日本の法体系だ。いずれ緊急避難で無罪となるが、その間拘留される。護衛任務に就けないこととなる。そんなバカなとお思いなる方は多数いらっしゃるが、この交戦規定の改定を左翼政党と左翼系マスコミが今まで潰してきた。集団的自衛権の行使に当たるわけだし、何より「北朝鮮のMig戦闘機を撃墜した」とヒステリックに騒ぎ空自や日本政府のネガティブキャンペーンを催すと予想できる。

 国連憲章を読んだこともない日本のマスコミと左翼が騒ぐ。国連=United Nationsは日本語の「迷訳」であり、第二次世界大戦の「連合国」と訳すのが正しい。この「連合国」は集団的安全保障を基本としている。国連憲章1条を読めば解る。この国連に加盟している日本に「集団的安全保障の権利がない」とすれば、日本は国連を脱退することを意味する。手続きは不要、内閣総理大臣か外務大臣、国連全権委任大使のいずれかが、そう宣言すればよい。国際法や国際慣習の常識である。

 日本はせっかく前回の選挙で、外国政府の犬と思われる左翼系政党が大敗した。目の前に迫ったと予測される危機に対処するのが本来の政治の姿でもある。R.O.E.(交戦規定)は規定であるから法律ではない、内閣法で改訂できるのではないか?急ぎ現実に合ったモノに改訂していただきたい。

 

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