J.S.ミルが「民主主義は民衆の理性的思考の上に成り立つ」みたいなことを言っていたが、最近これに疑義を挟みたくなる輩が社会を跋扈しているように思える。プラトンが提唱した「政治の循環」では、「民主主義の崩壊は衆愚化により、原始共産主義に戻り、封建制になり、絶対王政となり、民主化に戻る」との思想が古代ギリシアより存在する。確かに現在の日本は民主主義の危機かもしれない。
いや原始共産主義との声もある。TVや新聞により世論がコントロールされていた。この事実がネット社会になりマスコミの化けの皮が剥がされてきたが。
日本人が考える民主主義と世界の民主主義の常識は大きく異なる。日本人が考える民主主義は、長老を囲む部族の「談合」のイメージである。総理(政府)が議会にお伺いを立てている。しかし、世界の常識は、独裁者を期限付きで選ぶことである。独裁者の暴走を議会が押さえ込む。これが世界の民主主義の姿である。日本の民主主義のイメージとは異なる。故に外国の元首の自国内への影響力は大きい。日本の総理の自国内への影響力は実は大きいのだが議会との関係しだいだ。
しかし、ここに売国政党や在日利益優先政党などTVや新聞と思想を同じくする、共産党や社民党や民主党左派等が存在する。アメリカは共和党と民主党では安全保障等の国家存続の基本政策に大きな差はない。またヨーロッパ各国も同様である。
日本国民の良識がこの政治家を選出するとすれば、TVや新聞のいい加減な情報はその存在さえ悪である。ネットの情報は必ずと言ってよいほど反対意見が出てそれが公示される。TVや新聞みたい煽ったり、感情に訴える演出が出来ない分、じっくり考えることができる。
おバカな番組を評して「マジメな番組ばかりだと仕事の疲れが取れない」と言われる方で仕事が出来る方に未だお目にかかったことがない。唯一の例外は水商売の方々である。
特にTV業界は特亜三国の影響が強い。タレント、下請け、孫請け、ひ孫請け等まで含めるとパスポートの色が異なる方の比率が過半数を超えると聞いたが、それで納得できる。