1976年成田闘争で3人の警察官が惨殺された。極左集団の投げた火炎瓶で火だるまとなり、炎を消そうと転げまわっていたところを左翼学生に捕らえられた。そして左翼学生らによって他の隊員から奪った手錠を福島小隊長は両手首にかけられ、釘を打ち込んだ角材で滅多打ちにされる事、30分におよび、顔が砕け、肋骨が8本折れてその場で絶命した。この時一緒に居た反対派のトラックの運転手も、「俺も空港には反対なんだ。でも今日はひどすぎた。竹槍で顎から口まで突き抜かれた隊員、一抱えもある丸太で2度も3度も背中を殴られた人、止めに入るにも俺が殺されちゃいそうで」と報道陣に語ったところ、極左集団の女性活動家に袖を引っ張られ威嚇されたが、運転手は「俺だって人間だ、本当の事を言ってなぜ悪いんだ」と返すと、普段なら絶対に反論を許さない極左集団の女性活動家も押し黙った。この時3人の警察官が犠牲になった。
この極左集団だった彼らは、海外へ行く時成田空港でなく他の空港を利用しているのか?あれだけ反対していた成田空港を利用しているのはなぜであろう。恥をしらない。これだけの犠牲を出したのであれば他の空港以外使わないという矜持はないのであろうか?無いのであろう、だから国民の支持が得られない。当時、成田闘争に参加していた、左翼の同級生にバブル期に会った。卒業以来だったが、成田空港から海外に遊びに行っていた。「お前、三里塚(成田闘争)に行っていただろう、それなのに成田空港を利用するのか?」との問いに、「あれは、あれ。昔のことだ」と答えた。犠牲者が出たことなど一向に省みようとしない。その程度の連中が、あの闘争へ参加していたのだ。強制ではない、自由意思で。この様な無責任な無恥な左翼支持者の連中が多数マスコミに就職した。
関西空港も、伊丹空港の閉鎖完全移転を今度は近隣の自治体が反対している。助成金がなくなるためだ。自治体の予算の1/3~1/4を占めている。他の自治体にはこのような助成金はない。今回沖縄タイムズの社説もその事例の一つである。基地の一部が返還されようとしているが、助成金は失いたくない。まさに中韓と似たタカリの構図である。
左翼系の市民運動の運動員はその結果に責任を負わない。後々数十年後に伊丹空港完全移転のようにその住民は大きな痛手を被ることになる。