東西圧縮回流記

仙台青春風の旅 ブーメランのように 

九十九島と佐世保港

2024-12-16 | 沖縄九州


長崎県 佐世保 九十九島




バイクで唐津から南下した

展海峰から九十九島を望む

展海峰に立ったとき、ああ!松島と同じ風景だ、と思った








展海峰から佐世保港が見える


港として好条件に恵まれている

旧海軍の鎮守府は横須賀、呉、佐世保、舞鶴の4か所にあった

日露戦争のとき連合艦隊は佐世保港から出港し、旅順戦の後、朝鮮南部の軍港鎮海湾に移動待機し、対馬海峡でロシアのバルチック艦隊を待ち受けた






佐世保港





佐世保港



筆者が企業に入社したころは造船業が外貨の稼ぎ頭の花形で、大手の重工業が中心だった。その後、韓国、中国の安値受注による台頭が著しい。現在の日本の造船シェアは中韓に押されて第3位となり、今治造船、ジャパンマリンユナイテッド、大島造船所、名村造船所などが残っている。現在も合併や提携など造船業界の浮沈も激しい。


佐世保港といえば佐世保重工だった。かつての海軍工廠を継承し、昭和21年創業した。造船不況などがあり、来島グループ坪内寿夫氏が1978年(昭和53年)に佐世保重工の社長に就任、経営再建を果たし、もてはやされた時期があった。その後、経営環境が変わり佐世保重工は名村造船傘下に入り、現在は商船や艦艇などの修理船事業に特化した。


先月、佐世保港に行ったときには大型クルーズ船の点検修理を実施中だった。

佐世保の地域経済の変遷も激しい。




造船業界変遷









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