高畑城堀跡
高畑城跡は山形県南東部の置賜(おきたま)郡高畠町にある。高畠町へは宮城県側から高速道路で笹谷トンネルを通過するルートのほか、白石市から国道113号線で七ヶ宿を経由する方法がある。七ヶ宿ルートは風光明媚な地域を通り蔵王町からも意外と近い。
この置賜地域は伊達政宗の先祖、伊達家が領有していた時代がある。
高畑城堀跡
伊達家の家系図
山形県置賜(おきたま)高畑を拠点にしていたのは8代伊達宗遠と9代政宗(儀山)である。その後、15代伊達晴宗が米沢城に移り、有名な17代伊達政宗(貞山)は豊臣秀吉の命令で1591年米沢から現在の宮城県大崎市にある岩出山城に移った。続いて1601年、徳川家康にお伺いを立て仙台に移った。
山形県置賜地域には、伊達氏に関連した置賜四十八館と呼ばれる城館跡が多数存在する。
伊達な置賜四十八館|置賜城館名鑑 (oki-tama.jp)
安久津八幡神社 三重塔
置賜郡高畠町
安久津八幡神社 境内
安久津八幡神社 本殿
なお、織田信長の末裔、織田信雄の子孫が江戸時代の末期に、短期間だが転封により置賜高畠を領有している。
織田信長の末裔 - 東西圧縮回流記 (goo.ne.jp)