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すこやか歩こう会の創設は2000年。創設当初からの会員は20歳以上年齢を重ね、あとから加入した会員でも入会当時ほど歩けなくなってくる方もあります。「スピードについてゆけないから」と会を去る事例もある中、「歩けなくなったと感じている会員が、当会で歩き体力を維持することに意味がある」という意見もあり課題となっています。
今年度の総会で「従来のペースでは歩けなくなった会員が会を去らずに共に歩き続けるための対処法を模索する予算として十万円の支出」を決定し、今回旅行のバス移動費用を補填することにしました。
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歴史民俗博物館ロビーの模型
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「現代」展示室
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懐かしい団地
なぜか最近会の旅行が雨にたたられることが多く、この日も歩く気にはならない程の雨。京成佐倉駅から貸切バスで匝瑳市へ向かう予定を変更し、歴史民俗博物館を見学しました。
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宿から見える太平洋
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うっすらと刑部岬
宿泊は亀の井ホテル九十九里、お世話になりました。
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安久山の平山邸
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この木は大シイではありません
二日目の天気は曇り、この日歩く予定だった椿海地区をバスに乗ったまま見学し、初日に予定していた安久山へ到着です。椿海について匝瑳市にサイトから引用します。椿海は江戸初期に干拓され現在は広大な稲作地帯となっています。
遠い昔、海上(うなかみ)、匝瑳(そうさ)、香取(かとり)の三郡にまたがる枝をもった大きな椿の木があった。この木は、猿田彦命(さるだひこのみこと)が国を分ける時に、国境に植えたものだったと伝えられている。日本の三大木の一つにあげられているだけあって、いつも天上には雲や霞(かすみ)がかかり、昼でも夜のように暗かったそうだ。
鬼満国(おにまんごく)の魔王は、日本の国を滅ぼして、自分の国にしようと、この椿の木に住みついて長い間狙っていた。そこで、海上の国におった猿田彦命は、香取の経津主命(ふつぬしのみこと)、鹿島の建御雷命(たけみかずちのみこと)の力をかりて、魔王を退治することにした。
さっそく、二神は魔王に戦いを挑んで、天の鹿島弓(かしまゆみ)という力の強い弓に、天の羽々矢(ははや)という羽の広い大きな矢をつがえ、魔王目掛けて
「ビューン」、「ビューン」
と射った。
不意をつかれた魔王は、初め慌てていたが、もともと力の強い奴
「ウォーツ」、「ウォーツ」
と唸(うな)りながら、椿の木を抱え込んで揺った。
「わさ、わさ、わさ、わせ」
木が動くたびに、天と地が引っくり返りそうに揺れた。
香取、鹿島の神様も負けてはいない。天の羽々矢を打ち続けた。魔王は、堪(たま)らず椿の木を根こそぎ引っくり返して、東の海へ飛び去ってしまった。
そして、椿の木が抜けた跡に水が溜まり、大きな湖となり、それが椿の湖と言われるようになった。椿の木が倒れた方向によって、上の方が上総(かずさ)、下の方が下総(しもふさ)と呼ばれている。現在の旭市に矢指(やさし)という地名があるが、魔王を退治した天の羽々矢が飛んでいった方向だと言われている。
見事に魔王を退治した香取、鹿島の二神は、これよりこの地方の守護神として崇(あが)められるようになった。
原話 千葉のむかし話、朝日新聞、八日市場市の沿革と人物
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安久山の大シイ
矢印をたどると平山邸のお庭にあるこの木にたどり着きます。一見の価値あり。匝瑳市のサイトから引用します。
安久山のスダジイ
見るものを圧倒する神秘的な巨樹
匝瑳市飯高地区にある「安久山のスダジイ」は、幹周りが10mにもなる、全国でも有数の大きさを誇るシイの木です。
そして、必見すべきはその根です。
板根状になった根回りは今にも歩き出しそうなくらい曲がりくねり、自然の持つ力強さがひしひしと伝わってきます。
熱帯雨林とは気候が全く違うここ千葉県で、このような板根がみられるのは極めて珍しいです。
周辺には緑豊かな谷津田が広がる
NHKの番組で「ニッポンの里山100選」に選ばれた匝瑳市飯高地区の里山では、静かにまちを見守る巨木や、季節の美しい花々と触れ合えます。名所、旧跡の間を彩る豊かな自然の香りが、現代に生きる人々の心をそっと支えてくれるでしょう。
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カタツムリ
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MKハイツ裏の大シイ
平山邸のお隣MKハイツ裏にも幹回り750cmのスダジイがあります。
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黄門桜
飯高寺を訪れた水戸黄門御手植えのヤマザクラ。
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コキア
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飯高寺(飯高檀林跡)
飯高寺や近くの天神社は朝ドラ「らんまん」のロケ地となっていたのでもっとゆっくり時間をとりたいところでしたが、時間が足りませんでした。改めて訪れてみてもいいかも。
ふれあいパーク八日市場でランチを済ませ、京成佐倉へ向け帰途につきました。
すこやか歩こう会ではひきつづき会員を募集しています。目黒区在住以外の方も歓迎いたします。
まずは一緒に歩けるか、試しに一度参加してください。
sukoyaka[アットマーク]v08.itscom.net([アットマーク]は@へ変換してください)宛にメールをいただければ、直近の活動予定をお知らせいたします。
すこやか歩こう会活動スケジュール
今年度の総会で「従来のペースでは歩けなくなった会員が会を去らずに共に歩き続けるための対処法を模索する予算として十万円の支出」を決定し、今回旅行のバス移動費用を補填することにしました。
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歴史民俗博物館ロビーの模型
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「現代」展示室
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懐かしい団地
なぜか最近会の旅行が雨にたたられることが多く、この日も歩く気にはならない程の雨。京成佐倉駅から貸切バスで匝瑳市へ向かう予定を変更し、歴史民俗博物館を見学しました。
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宿から見える太平洋
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うっすらと刑部岬
宿泊は亀の井ホテル九十九里、お世話になりました。
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安久山の平山邸
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この木は大シイではありません
二日目の天気は曇り、この日歩く予定だった椿海地区をバスに乗ったまま見学し、初日に予定していた安久山へ到着です。椿海について匝瑳市にサイトから引用します。椿海は江戸初期に干拓され現在は広大な稲作地帯となっています。
遠い昔、海上(うなかみ)、匝瑳(そうさ)、香取(かとり)の三郡にまたがる枝をもった大きな椿の木があった。この木は、猿田彦命(さるだひこのみこと)が国を分ける時に、国境に植えたものだったと伝えられている。日本の三大木の一つにあげられているだけあって、いつも天上には雲や霞(かすみ)がかかり、昼でも夜のように暗かったそうだ。
鬼満国(おにまんごく)の魔王は、日本の国を滅ぼして、自分の国にしようと、この椿の木に住みついて長い間狙っていた。そこで、海上の国におった猿田彦命は、香取の経津主命(ふつぬしのみこと)、鹿島の建御雷命(たけみかずちのみこと)の力をかりて、魔王を退治することにした。
さっそく、二神は魔王に戦いを挑んで、天の鹿島弓(かしまゆみ)という力の強い弓に、天の羽々矢(ははや)という羽の広い大きな矢をつがえ、魔王目掛けて
「ビューン」、「ビューン」
と射った。
不意をつかれた魔王は、初め慌てていたが、もともと力の強い奴
「ウォーツ」、「ウォーツ」
と唸(うな)りながら、椿の木を抱え込んで揺った。
「わさ、わさ、わさ、わせ」
木が動くたびに、天と地が引っくり返りそうに揺れた。
香取、鹿島の神様も負けてはいない。天の羽々矢を打ち続けた。魔王は、堪(たま)らず椿の木を根こそぎ引っくり返して、東の海へ飛び去ってしまった。
そして、椿の木が抜けた跡に水が溜まり、大きな湖となり、それが椿の湖と言われるようになった。椿の木が倒れた方向によって、上の方が上総(かずさ)、下の方が下総(しもふさ)と呼ばれている。現在の旭市に矢指(やさし)という地名があるが、魔王を退治した天の羽々矢が飛んでいった方向だと言われている。
見事に魔王を退治した香取、鹿島の二神は、これよりこの地方の守護神として崇(あが)められるようになった。
原話 千葉のむかし話、朝日新聞、八日市場市の沿革と人物
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安久山の大シイ
矢印をたどると平山邸のお庭にあるこの木にたどり着きます。一見の価値あり。匝瑳市のサイトから引用します。
安久山のスダジイ
見るものを圧倒する神秘的な巨樹
匝瑳市飯高地区にある「安久山のスダジイ」は、幹周りが10mにもなる、全国でも有数の大きさを誇るシイの木です。
そして、必見すべきはその根です。
板根状になった根回りは今にも歩き出しそうなくらい曲がりくねり、自然の持つ力強さがひしひしと伝わってきます。
熱帯雨林とは気候が全く違うここ千葉県で、このような板根がみられるのは極めて珍しいです。
周辺には緑豊かな谷津田が広がる
NHKの番組で「ニッポンの里山100選」に選ばれた匝瑳市飯高地区の里山では、静かにまちを見守る巨木や、季節の美しい花々と触れ合えます。名所、旧跡の間を彩る豊かな自然の香りが、現代に生きる人々の心をそっと支えてくれるでしょう。
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カタツムリ
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MKハイツ裏の大シイ
平山邸のお隣MKハイツ裏にも幹回り750cmのスダジイがあります。
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黄門桜
飯高寺を訪れた水戸黄門御手植えのヤマザクラ。
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コキア
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飯高寺(飯高檀林跡)
飯高寺や近くの天神社は朝ドラ「らんまん」のロケ地となっていたのでもっとゆっくり時間をとりたいところでしたが、時間が足りませんでした。改めて訪れてみてもいいかも。
ふれあいパーク八日市場でランチを済ませ、京成佐倉へ向け帰途につきました。
すこやか歩こう会ではひきつづき会員を募集しています。目黒区在住以外の方も歓迎いたします。
まずは一緒に歩けるか、試しに一度参加してください。
sukoyaka[アットマーク]v08.itscom.net([アットマーク]は@へ変換してください)宛にメールをいただければ、直近の活動予定をお知らせいたします。
すこやか歩こう会活動スケジュール
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