酒酒楽楽

酒店のオバちゃんが、商工会活動や家族のことなどをマイペースで綴っていきます。

太陽の子 てだのふあ

2008-10-18 21:31:19 | 読書



娘の帰りが遅いので、待っている間に何か本でも読んでいようと、

本棚から取り出したのは、「太陽の子」灰谷健次郎著 理論社刊


昔読んで衝撃受けて、涙をいっぱい流したっけ・・・



約20年前、市民文化センターで開催された絵本展示会と「灰谷健次郎講演会」

新聞か何かで知り、娘を連れて出かけた。

絵本を見て回った後、ふと見ると展示室の隅で、灰谷健次郎氏のサイン会が催されていて、

私も「太陽の子」の表紙裏にサインを頂いた。

この○○子さんは、娘の名前だ。

他に「兎の眼」と「いっちゃんはね、おしゃべりがしたいのにね」を買い、

これらは親子で何遍も読んだものである。




今日こそ「涙と鼻水のわけ」(仮題)を書こうと思っていると、

娘が風邪のために早退してきた。

くしゃみ、鼻水が止まらないらしい。


そんなわけで、今日もまたお預け・・・



<おまけ> 100% りんごジュース



先日Tさんから頂いた“陽光”というリンゴをすりおろし、裏ごしして火にかけた。

マグカップに注いで蜂蜜を少し混ぜて・・・

娘は「超おいしい!」と言ってくれたが、アクらしきものが表面に浮くのが気になる~。

りんごジュースは風邪に効くらしいから、明日は元気になってくれるだろう。



只今コメントを受け付けてませんが、ブロろ~ぐに足あとを発見すると、涙がこぼれるほど嬉しくなります。
メッセージを頂ければもっと嬉しいです。
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<追記> お陰様で少し温まってきました。ありがとうございます。


旧「酒酒楽楽」も覗いてね。

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風の盆幻想

2008-02-13 21:30:39 | 読書



本家の庭の西の外れの小高い所に祀ってある「商一位商子稲荷神社」です。
今日は、昨日より幾分良い天気なので、
昨日用意した旗を持ってお参りすることにしました。

昨日短冊に文字を書いていて何か足りない?と思ったのですが、
どうしても思い出せず、また義母もこれでよいと言うし、
お参りの後、本家でお茶をいただきながらだんな様に聞いてみると、
ああ、やっぱりでした。

昨日の記事に<追加訂正>をした通り、
「商一位稲荷大明神」は「商一位商子稲荷大明神」の誤りでした。
昔、我が家の本家では製糸工場を営んでいたので、
特別に「商一位商子稲荷神社」を戴いたのだそうです。

これは、製糸工場があった頃の話(実話)です。
だんな様は毎年伊勢参りを欠かしませんでした。
ある日、伊勢参りから帰る途中で急いでおりましたが、
辺りは暗くなり、道に迷いそうになりました。
すると、そこへ狐が現れました。
その狐がだんな様の道案内をしてくれ、
ようやく無事に家にたどり着くことが出来ました。
翌日、庭の隅に老いぼれた狐の死骸があったのだそうです。


これまで何度も義母から聞かされた話ですが、
半分聞き流していたので、文章にするのは難しくて・・・





「風の盆幻想」 内田康夫著 幻冬舎 

先月からずっと修士論文に没頭している娘の帰りが遅く、
私も気がかりなことがあったりして、なかなか寝付けないでいました。
「中陰の花」「アミターバ」の2冊を読み、
先日またどうしても眠れなくなり、長い間読みかけのままだった
「風の盆幻想」を本棚から引っ張り出して読みました。
昨日、娘が帰ってきたのは午前2時。
丁度その時間に最後のページを読み終えることが出来ました。

『夢で逢えればそれでもいいと
 伏せた笠の緒 オワラ 濡れている』 (引用)

「交換結婚」という文字を初めて目にしました。

風の盆恋歌」 石川さゆり 歌

今度は何を読もうかな~。



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アミターバ 無量光明

2008-02-06 22:25:22 | 読書



玄侑宗久著「アミターバ 無量光明」新潮社 を読み終えました。

末期の胆肝癌の主人公(私)が、死ぬ直前に
夢現(ゆめうつつ)の中で過去と現在、あちらとこちらを行ったり来たり・・・
家族に温かく見守られながら彷徨う様子が綴られています。
この主人公のような死に方が出来れば、
死ぬって、想像したほど怖くないのかもしれません。
ただし、天寿を全うしての話ですけれど。


自然酒のたる酒の予約締切日が迫っています。 

自然酒の酒粕のご案内


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「中陰の花」を読んで

2008-02-02 22:52:24 | 読書



芥川賞作家、玄侑宗久(げんゆうそうきゅう)さんの受賞作品です。

アマゾンで定価(本体1238円+税)を730円(390円+配送料340円)で買いました。
しかも嬉しいことに初版本です。ラッキー!!

玄侑宗久さんは、福島県三春町の福聚寺副住職でもあります。

玄侑宗久公式サイトはこちら


「僧侶の書いた本なんて、仏教用語が多くて硬い感じ」

そんな風に思った私は、書店で目にしても手に取ることはありませんでした。

ところが、先月のNHK総合の「知るを楽しむ~人生の歩き方~」を見てから

急に作品を読んでみたいという意欲が湧いてきました。

本が届いた3日前から、夜寝る前に30分位読書の時間にしようと決めたのですが、

昨夜は一時間ほどかけて、一気に読み終えました。

涙と鼻水で、顔をクシャクシャにしながら。

次は「アミターバ」を読みます。


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