酒酒楽楽

酒店のオバちゃんが、商工会活動や家族のことなどをマイペースで綴っていきます。

フジコ・ヘミング ピアノ・ソロ・リサイタル

2008-05-29 23:02:17 | 趣味
     エビネ(2008・5・27 撮影)


フジコ・ヘミング ピアノ・ソロ・リサイタル~魂のピアニスト

5月28日(水)午後7時~
郡山市民文化センター

郡山市民文化センターの大ホール(全2000席)が
フジコ・ヘミングファンの老若男女で埋め尽くされた。
そう、老若男女。
開演前に二階席の高い所から客席を見ていて
私たちのような親子、女子高生、若いカップル、中高年のご夫婦等など
ファン層の厚いのに驚かされた。

イングリッド・フジコ・ヘミング

二階席だし、オペラグラスを忘れたので、
フジコさんの顔の表情とか指の動き、それにファッションも
細かく観察することは出来なかったが、
それでも繊細な演奏を充分に堪能できたし、
一音一音大事に奏でる彼女に大きな拍手を贈った。

あのエネルギーはどこから出てくるんだろうか?

アンコール2曲を弾き終え、
投げキッスをしながらステージを去っていくフジコさんに
皆惜しみない拍手を贈っていた。


ロビーでは弟のウルフさん達によって
フジコ・ヘミングの絵画や絵葉書、DVD、CDなどが販売されていた。
フジコ・ヘミングには画家としての才能もあったのだ。


終了後に、娘の親友Aちゃん母娘と合流。
24時間営業のファミレスで遅い夕食となった。



ファミレスに辿り着いた時には、時計の針は既に10時を回っていたので、
野菜や果物だけ。
冷たいマンゴーが特に美味しかった。
Aちゃんのお母さんと一緒に食事をするのは2005年3月の卒業式以来であり、
娘のブログによると、私達団塊オバちゃんのほうが興奮していたとか。


郡山市では、去る24日に「音楽都市宣言」の記念式典が行われた。
私も「音楽」と言えるもの、何かしなくっちゃ。



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食べてしゃべって至福の3時間

2008-05-25 10:52:53 | Weblog

          テッセン(2008.5.25撮影)


親友のKちゃん、Nちゃんと久方ぶりの食事会。

Kちゃんもお酒が好きなのだが、真昼からお酒を飲むのもどうかと思われ、
お茶ケでいいよね・・・と。

場所は、その名も“うまいものや東茶寮”

前回は、「お手軽ミニコース」(1,575円)だったが、
この日は奮発してフルコース(10品)を。
因みに、フルコース10品で¥2,940(税込み)とお得な設定。

①先ずは、食前ドリンク フルーツ酢・・・写真なし

②チキンティカーのネパールサラダ・・・写真なし

③きすのカマンベールチーズとバジリコの2種焼き



きすの下にはウドの短冊が恥ずかしそうに。
Nちゃんが、チーズ嫌いなので、私が二皿戴くことになり・・・
カマンベールもバジリコも大好きな私。

④穴子の香り焼き トマトの蜜干し



みんなで「これ何?」と言いつつ・・・
メニューを見たら「トマトの蜜干し」とあり、
トマトが嫌いなNちゃんもこれは食べられた。
干し葡萄みたいな食感の真っ赤なトマトだった。

⑤野菜のクリームスープ・・・写真なし

⑥帆立貝のパイ包み ポテトのパラソル



“ポテトのパラソル”って、
スライスポテトの素揚げを上に載せたものなんだけど、
誰が考えるんだろうか?
そのパラソルをそっと箸でつまんで・・・
ホタテはふわっとしたパイ生地にやさしく包まれてる。

⑦グラニテ・・・写真なし   これは、ざくろのシャーベット?

 *フランスのコース料理で、魚料理と肉料理の間のお口直しが目的

⑧海老と白魚のかき揚 または 牛細切りと三色ピーマンの炒め

 牛肉があまり好きではないので、前者を選んだけれど・・・

⑨しいたけの巻き寿司  汁付き



 少々食べにくい海苔巻きではあったが・・・

⑩デセール   コーヒー又は紅茶



デセール(デザート)のロールケーキが小さくて可愛い♪
しかもふわっと柔らかくて美味。



ふと、時計を見ると・・・二時半を回っており、

私たちは、3時間もおしゃべりしていたことになる。

食べてしゃべって至福の3時間。


笑顔でもてなしをしてくださったお店の方々に感謝!!




うまいものや東茶寮 郡山店 郡山市深沢1丁目8-5

              ℡024-(922)5258(要予約)


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智恵子のほんとの空

2008-05-22 22:39:35 | Weblog


『あどけない話』
智恵子は東京に空が無いといふ、
ほんとの空が見たいといふ。
私は驚いて空を見る。
桜若葉の間に在るのは、
切っても切れない
むかしなじみのきれいな空だ。
どんよりけむる地平のぼかしは
うすもも色の朝のしめりだ。
智恵子は遠くを見ながら言ふ。
阿多多羅山の山の上に
毎日出ている青い空が
智恵子のほんとの空だといふ。
あどけない空の話である。
                (昭和3.5)


智恵子の生家へは何度か行ったことがあるが、
ブログを始める前だったので、ブログ上では初めてのこととなる。



智恵子は、明治19年5月20日、安達町の「花霞」という造り酒屋の長女として誕生。
18歳 福島高女を卒業し、日本女子大に入学。
22歳 卒業後も東京に残って絵画の勉強を続けた。
25歳 この前後にセザンヌに傾倒。
26歳 平塚らいちょう等が雑誌「青鞜」を創刊。その表紙絵を智恵子が描いた。
29歳 光太郎と結婚する



智恵子の部屋は、二階東側の日当たりの良い二部屋



智恵子も使ったと思われる機織り機



『同棲同類』
ー私は口をむすんで粘土をいぢる。
ー智恵子はトンカラ機(はた)を織る。
ー鼠は床にこぼれた南京豆を取りに来る。
ーそれを雀が横取りする。
ーカマキリは物干し綱に鎌を研ぐ。
ー蝿とり蜘蛛は三段飛。
ーかけた手拭はひとりでじゃれる。
ー郵便物ががちゃりと落ちる。
ー時計はひるね。
ー鉄瓶もひるね。
ー芙蓉の葉は舌を垂らす。
ーづしんと小さな地震。
油蝉を伴奏にして
この一群の同棲同類の頭の上から
子午線上の大火団がまつさかさまにがつと照らす。(昭和3.8)




ベートーベンが好きで良く聴いていたとか・・・。



『樹下の二人』
 ーみちのくの安達が原の二本松松の根かたに人立てる見ゆー

あれが阿多多羅山、
あの光るのが阿武隈川。

こうやって言葉すくなに座っていると、
うっとりねむるような頭の中に、
ただ遠い世の松風ばかりが薄みどりに吹き渡ります。
この大きな冬のはじめの野山の中に、
あなたと二人静かに燃えて手を組んでいるよろこびを、
下を見ているあの白い雲にかくすのは止しましょう。
  
                   (大正12.3)





生家の裏には智恵子記念館があり、切絵等が展示されている。


昭和13年10月5日 智恵子ゼームス坂病院にて死去(53歳)

『レモン哀歌』
そんなにもあなたはレモンを待っていた
かなしくも白くあかるい死の床で
わたしの手からとった一つのレモンを
あなたのきれいな歯ががりりと噛んだ
トパアズいろの香気が立つ
その数滴の天のものなるレモンの汁は
ぱっとあなたの意識を正常にした
           以下略   (昭和14.2.23)



初めて「千恵子抄」を読んだのは学生時代だった。
それから、30代、40代と光太郎と智恵子に接してきて、
もう直ぐ60歳になる今思ったことは、
年代によって受け止め方、感動が違うということ。
20代の時には20代なりの感動、40代は40代なりの感動があり、
今回もまた、二人の愛の深さにじ~んときて涙が滲んだ。



                   

先日、智恵子の生家と記念館を見学したあと、

「紙絵と詩 智恵子抄」 社会思想社
「高村智恵子ーその愛と美の奇跡ー」 二本松市教育委員会
「命と愛のメッセージ」 安達町智恵子記念館

の三冊をほぼ読み返しました。

撮ってきた写真と併せて記録に残したいと思った矢先、
体調がおかしくなり、かかりつけの医院で処方された薬をのみ、
この薬を飲むと睡魔に襲われ、
ねむり姫のように眠っているしかないのですが、
ようやく昨日より回復の兆しが見えてきました。

そんなわけで、いつもの事ながら中途半端な記録です。


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すこやかに生きる

2008-05-18 19:59:44 | 健康




ブログ友「走りと泳ぎと週末菜園」の美浜さんが、
大変興味のある記事をUPされてます。

『すこやか長寿認知症予防』

皆様もどうぞお訪ねくださいませ。



さて、この頃体調があまり好くありません。
症状は顔面に出ております。
大きな声で言いたくはないのですが、瞼が・・・なのです。

野球も気になりますが、
「篤姫」が終わり次第休むことにし、
ブログ訪問とコメントは失礼させていただきます。


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福島県知事(県産品営業本部長)来る

2008-05-15 21:49:12 | Weblog
この度、県商工会女性部連合会の通常総会に引き続き、
商工会トップセミナーが開催され、
「女性部主張発表県大会」と翌日には「講演会」があった。

女性部主張には県内六つの地区から選ばれた6人の代表がエントリー。
さすが地区の代表とあって、
それぞれ自信に漲っていたし堂々と発表された。
甲乙つけがたく、審査員の方々も大分迷われただろうと推察する。

翌日の講演会に先立ち、審査結果が発表されたのでここに掲載する。

最優秀賞(県知事賞)・・・県北代表 保原町商工会女性部 佐藤京子さん
    テーマ『女性部活動と地域振興・まちづくり』
        -豆で達者な保原町ー
  佐藤さんは全国大会出場権を獲得

  伊達市 だてめがね「がんばってるひと」もどうぞ~

優秀賞(県連会長賞)・・・会津代表 山都町商工会女性部 清野由美子さん
    テーマ『女性部活動と地域振興・まちづくり』
        -ライトアップで町おこし「夢とロマンを求めて」-
  磐越西線一の戸橋梁ライトアップ をどうぞ~


14日夜の交流会には、佐藤雄平知事もご出席。


昨年7月に東京大田市場での県知事のご挨拶は・・・

普通知られている『桃太郎』は岡山の昔話で、
桃を半分に切るともも太郎が生まれましたが、
福島の『もも太郎』は、おばあさんが持ち帰った桃を
二人で実際に半分ずつ食べました。
それから3ヶ月が経ったころでしょうか。
おばあさんが「赤ちゃんが出来たみたい」と言うのです。

福島の「桃」を食べると赤ちゃんが出来るのです。
皆さん、福島の「桃」を食べて少子化問題に歯止めを・・・。


会場に歓声と拍手が沸き起こった。
知事は「福島県産品営業本部長」の名刺を持たされているとか。
県民の代表として今以上に頑張ってもらいたい。

宮崎県知事に勝るイケメン、福島県佐藤雄平知事だ。

この後も知事さん大活躍。その様子をチラチラとご紹介しよう。


「見上げてごらん、夜の星を」を熱唱。


県北のフラガール達とフラにも挑戦


美人のフラガールに囲まれてにっこり


小高町商工会女性部の皆さんによる「東京ブギウギ」


こちらは、いわき地区のフラガール一期生?の皆さん


郡山地区は「私の大事なだんな様♪」に合せて・・・


アハハハ・・・どこの地区???


最後は、みんなで会津磐梯山


知事さんも引っ張り出されて・・・
会津磐梯山は~~~宝の山よ~~~~


午後9時ごろにおひらきとなり、温泉に入って午後10時には消灯。
遠くの部屋からは、深夜まで話し声や笑い声が聞こえてきたが、
大変品行方正な1413号室住人の私達だった。



<おまけ>「華のある女性の生き方」と題して講演される川崎葉子氏




<お詫び>
高村光太郎・智恵子関連記事は予定を変更し、次回になります。
乾杯の梅酒と一杯のビールで早くも酔いが回りました。
写真を一杯とって、知事とも握手したし、記念写真も撮ってもらい、
枕が替わったからか、興奮したのか殆ど眠れませんでした。
川崎葉子氏は毎日睡眠時間が4時間だそうですが、
私はもう少しないと思考力が鈍ってしまいます。

コメント沢山戴いてますが、ご返事は明日にさせてくださいね。


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元気の出るごはん♪

2008-05-13 21:52:14 | Weblog

安達太良山 2008.5.12(車内より撮影)


ちょっと用事があって福島市内へ行った。


蓬莱団地辺りの長い坂道を下ると市街地へ


事務的な手続きを終えて、次なる目的地「風と木」(ふうとぼく)というカフェへ到着したのは、
既に午後1時を回った頃だったろうか。

「風と木」HPはこちら 

♪ツタの絡まる「風と木」 ステキ!

こんなのを見ると、我が家のツタも大事に育てよう、なんて思う。



待った甲斐あって・・・美味しそう~。(毎度食べることばかりで申し訳ない)


玄米ごはんに具沢山の味噌汁と野菜いろいろの「玄氣膳」と「玄米カレー」

玄米ごはんが甘くて美味しい。
時間をかけてゆっくりゆっくり、きれいさっぱりぺろりと食べた。
体に良いものいっぱい食べて、なんとなく体中に力がわいてきたみたい。


      「風と木」の窓際から見えた“こんにゃくの花”(鉢植え)



帰りは、道の駅「あだち」で野菜やきのこを買い、
安達町の「高村智恵子の生家」「智恵子記念館」を見学して帰宅の途に。
*智恵子の生家については、後日掲載の予定です。


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乙字亭&乙字ヶ滝へ

2008-05-10 22:03:57 | Weblog
名残惜しかったけれど、牧場の牛たちに別れを告げて、
腹ごしらえをすべく次なる場所へ向かった。


牡丹園からも近いところなのだが、
数年前に行ったきり全くチャンスに恵まれなかった「乙字亭」
ここの建物は、世界的に有名な建築家・隈研吾氏によって設計されたものである。
そういえば、2005年8月に訪ねた栃木県那須町の
「石の美術館」も隈研吾氏の設計によるものだ。



“天ぷらそば”と“二色盛り”を一つずつを二人で仲良く食べることに・・・。



乙字亭は、川岸に建っているので、爽やかな風が入ってくる。
向こうの鏡に写る二人を撮ろうと思い、
デジカメをテーブルの上においてシャッターを切ったらこんな風に撮れた。
丁度良いボケ具合?

<追記>2008.5.12
乙字亭で戴いた牡丹園の優待割引券2枚。翌日、義母と娘が行った。
2割引の上、勿忘草の苗も戴いて・・・ラッキー!!
「おばあちゃん、歩くのが早くて・・・付いて行くのが容易でなかったよ」とは娘の言葉。

食事が済んで今度は直ぐ近くの乙字ヶ滝まで。



お店の人に聞いたら、「この頃雨が少ないので期待できないよ」と。
本当にその通りで、とてもナイヤガラとは言い難い。

『乙字ヶ滝』については、こちらのサイトもご覧下さい。


このあと、“うつくしま未来博”の跡地にただ一つ遺された「ムシテックワールド」の外観を見て、福島空港の直ぐそばの直売所「こぶしの里」を眺めて帰宅した。

連休明け7日の6時間、こんな至福の時だった。


<おまけ> 岩瀬牧場の歴史資料館で見つけた2枚の絵画



1938年と「H・Ishii」と記してあることから叔父の初期の絵ではないかと思われ・・・鳥肌が立った。

未だ確認はとれてないけど。


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牧場の朝へ

2008-05-09 22:36:04 | Weblog
お昼近くになったので、
矢吹町のカフェへ行こうということになり、

矢吹町は、元巨人軍の絶好調男と言われる中畑清氏の出身地。
その矢吹町に素敵な若夫婦が営むカフェがあるというのでそこへ向かった。



約30分ほどで着いたが、しかし2階のカフェ「ヤブキヤサカエ」はお休み。
一階の「ハッピーベリー」でスイーツを数個とおススメのアイスクリームを買って、
これは道路に面したイスにかけていただくことなり・・・。



団塊のおばちゃんがアイスを食べるの図を創造されたし。☆*~゜⌒('-'*)⌒゜~*☆ウフフ♪

アイスでお腹を満たし・・・
今来た道を戻り、次は「牧場の朝」の岩瀬牧場へ。

さあ、「牧場の朝」の牧場ってどこにあるんだろ?
こういう時は、酒屋さんに入って尋ねるに限る。
いつもは道を聞かれる立場なので。

「真っ直ぐ行って信号を左折すっと、200メートル先の左側にあるよ」
酒店のオジサンが親切に教えてくれた。やっぱりね。


12時をとっくに過ぎていたけれど、岩瀬牧場に到着した。




この牧場は、文部省唱歌の『牧場の朝(まきばのあさ)』のモデルとなった牧場として知られている。
(クリックすると、メロディーが流れるよ)



明治40年にはオランダより乳牛13頭と農機具を輸入。
その際に日本とオランダの友好の印として「鐘」が贈られました。
文部省唱歌「牧場の朝」は、この鐘と岩瀬牧場のイメージをもとにつくられたものです。
 (岩瀬牧場HPより)



敷地内にレストランを見つけたので入ろうとしたら閉まってた。
しょうがない。アイスを食べたばかりだし、しばし散策しよう。


ちょっとやそっとでは散策しきれないほどの広大な敷地。
県立岩瀬農業高校と隣接している。
岩瀬農高は義父の母校で、義父はここまで自転車で通ったそうだ。

70年以上も前のことだから道路はデコボコだし、
冬なんか今より雪が多かったに違いない。
昔の人は、心も体も鍛えられていて、粘り強かったね。


『クワババの日記』のba-baさんがスライドショーを教えてくださいました。
ba-baさん、ありがとうございます。

ではどうぞ、解説と画像を併せてお楽しみ下さい。

<■牧場の朝■>
<>
<<><><><>
<



つづく・・・・・

次回のキーワードは、「滝」と「そば」だよ。


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連休明けの牡丹園

2008-05-08 20:56:20 | Weblog


連休明けの7日。
娘と二人で出かけることにした。近場で夕方までに帰れる所というのが条件。

初めは須賀川牡丹園。15分ぐらいで到着。



近くにありながら、実は今回が二度目である。
前回は約20年前のこと。

『夜牡丹』を見たくて、夕方、未だ日が沈まぬうちに行こうということになり、
義父、義母と娘と私の4人で車に乗り込んだ。

園内をぐるっと周り、夜牡丹を充分に堪能した私達。
その頃には辺りはすっかり真っ暗になっていた。
駐車場に戻り、車にエンジンをかけて「あれっ??」
ライトが点灯しないっ。

近くのガソリンスタンドまで走り、公衆電話から須賀川の叔父の家へ連絡。
車はスタンドの裏の駐車場で預かってもらうことにして、
叔父の車で家まで送ってもらったという苦い思い出。

タクシーで帰ってもよかったんだけど、
考えてみればいろいろと迷惑をかけたもんだ。

昨日はそんな事をすっかり忘れて、
牡丹園ってこんなに広かったんだね、とか言いながらゆっくりゆっくりと。



一つ一つ名前を記録してくればよかったのだが・・・



新潟乙女の舞 なんていう美しい牡丹も



スライドショーというワザは持ち合わせていないので、



何枚の撮った中から、選りすぐりを・・・





白い牡丹も一枚だけ。


これを撮る時、積んである石に上がったら、石が崩れて・・・
どうしようどうしよう・・・

近くにいたオジサンに
「すみません、私重いもんですから乗っかったら崩れちゃって・・・」
と言うと、笑顔で許してくれた。ほっ。



園内数箇所にこのような俳句ポストがある。


お天気がよく、新緑が鮮やかだった。


澄んだ空気と牡丹の香りと。
たった一時間ちょっとで十分に堪能できた。

おまけは可愛いアヒル君。



つづく・・・・・

次回のキーワードは、「昼食」と「牧場の朝」だよ。


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あれから20年・・・庭の花を眺めながら(3)

2008-05-05 20:30:00 | 健康




ネタ切れなので、身の上話(?)をと思って始めてみたものの、
体調がイマイチ思わしくなく、話の調子も狂ってしまった。


20年前の今頃も微熱と肩こりに悩まされていた。
私にはある持病ともいえるものがあり、
医師(耳鼻科)からはいつも「風邪を引かないように」と注意されていたのだが。


独身の頃から「○○便り」とか「○○新聞」とかを書くのが好きで、
娘の入学と同時に憧れの「家族新聞」を発行しようと決めていた。
その家族新聞を一人で書き上げて、入学時の写真なんかも貼り付けて、
そして親戚中に郵送して。



やっている間は楽しいが、そのあとに肩こりや発熱が襲ってきた。
あの日も、「動いて汗をかけば治るんじゃないか」
そんな安易な考えで山へ登り、
それでも肩こりは治らず、却って風邪をこじらせてしまった。

それから約一ヶ月あまり、肩こり、歯痛、頭痛に悩まされ、
お風呂で温まれば肩こりが治るかも・・・と、これは炎症を進める結果となり、
『副鼻くう炎』と診断されたのは6月になってからのことで、
即刻、入院&手術をする羽目となった。



入院の朝、仏壇にお参りし無事を祈った。
あまりにも長い間我慢していたので、
歯茎が濃で真っ白になっていたし、頭はズキンズキンと痛むし、
気持ちは「愛と死を見つめて」のヒロインになっていたのだ。



手術もどうにか無事に終わり、術後4、5日経ったある雨の日の午後の事、
父親に連れられて病室に入ってきた娘の様子がいつもと違う。

訳を聞くと、家で書いてきた手紙をくれた。
『おかあさん、あのね、きょうのかえりにね、あるいていてほりにおっこちたの』と。
「それでどうしたの?」
「けがはしなかったの?」
「ぬれたままかえってきたの?」
などなど、矢継ぎ早に質問する私に、娘はそれ以上聞かないでという顔。

傘を差していて前がよく見えないので堀に入ってしまい、
Nちゃんが学校へ連れて行ってくれて、
担任の先生が大きなパンツとか着替えを用意してくださって・・・



だがしかし・・・

つい最近娘から真実を打ち明けられた。

「本当はね、あの時、誤って堀に落ちたんじゃないんだよ。
止まれば止まることも出来たんだけどね。何でかわかんないんだけど・・・
入っちゃえ!って思って入ったのね。お母さんがいなかったからかな?」

子供にとって母親がいないということは、
大人が考えるよりも遥かに寂しいことなのだろう。


(わたしだってね、あんたのことが心配で心配で・・・
仏壇にお参りした時、本当は涙が止まらなかったんだよ。)


山登りが意外な話に展開。
この年の9月末、またもや同じ病気で手術。
平成14年1月にまた手術といった具合に、入院を繰り返しております。



                   

今日はこどもの日。
どの子も素直な良い子に、そして明るく元気に育ってもらいたいですね。


弟の長女が臨月を迎えております。
元気な赤ちゃんが生まれるよう祈ってます。

<おまけ> いわき名産“メヒカリ”

いわき市のKさんからお土産に頂いたメヒカリ。今日は、唐揚げにしました。




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