仙台駅前 青葉通り 友人のy子さんを待っている間にパチリ。
中1の同級生で今は松島に住んでいるhちゃんを訪ねる約束をしてました。
一人で仙石線に揺られて行くのは、淋しいしもったいないので、y子さんを誘ったところ、
「昨日、どんと祭が終わったし、今日は最高にひまなの」と
すぐに駆けつけてくれました。
誘って30分以内に来てくれる友人って、やっぱりいいな。大事にしなくっちゃ。
ところで、第一の目的であるゼミのOB・OG会の件ですが、
今回は端折りたいと思います。
同期のみなさん、楽しい時間をありがとう。またお会いしましょう‼
昨年のOB・OG会の記事はこちら
そんなわけで、y子さんとおしゃべりしている間に最寄り駅に到着。
「多賀城まで戻り、図書館で時間をつぶしたい」と言うY子さんと別れ、
hちゃんのお宅へ。
6年10ヶ月前の3月11日、
hちゃんは、車でお花の教室から帰る途中でした。
津波ですべてのものが流され、ご主人が90歳のお義母さんを助け出したものの、
結局・・・あの寒さでしたからね。
これまでの献身的な介護の甲斐もなくあっという間の出来事、心中察するに余りあります。
震災直後、私はhちゃんのことが気がかりでした。
しかし、一切の連絡手段が閉ざされ、
そうしているうちにやっと分かったのが、G00le person finder。
探している人の名前を入力すれば、避難所が分かるというもの。
hちゃんの家族が近くの中学校の体育館に避難していることが分かったのです。
2011.4.3の記事「Gooleパーソンファインダーで安否確認」
あれから7年近くになりますが、この度やっと約束を果たせたのです。
「あなたね、そんなに久しぶりに会うんだから、挨拶してハグして、それだけで30分はかかるでしょ。
だから、私のことは気にしないでゆっくりして来てね」
って、y子さんに言われた通り、話は尽きませんでした。
しかし、hちゃんはあの日のこと、避難所までどのようにして辿り着いたのか、
これまでどんな辛苦に耐えてきたのか等々、過ぎ去ったことをあまり多くは語りません。
私も敢えて聞こうともしませんし、hちゃんの今話したいことを
じっくり聞いてあげることにしました。
私が昔の写真数枚を持参したこともあり、話題はやはりあの頃のこと。
校舎の中庭に桐の木がたくさん植えてあったこと、
クラスで山羊を飼っていて、山羊の乳を飲んだこと、修学旅行のことなどいろいろ・・・。
避難所や仮設での生活が長かったため、足が幾分弱ってしまい、
杖を手放せないような状態でしたが、でも、話し好きで、
とっても明るくて、 とっても元気でした。
<おまけ> 松島の牡蠣
昼食を済ませてから行ったのに、殻付きの松島牡蠣を頂きました。
本場で食べる牡蠣の美味しさは格別です。
時間があれば牡蠣小屋に連れて行きたかったんだけどって。
また、宅配便で送ってもらった生かきが冷蔵庫に入ってます。
家族が全員集合した時に戴こうと思ってます。
上手くまとめられなくて、こんなに長くなってしまいました。
最後まで読んで下さいましてありがとうございます。
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